屋根をキレイにして、年を越したいというお客様の思いから、
塗装替え+樹木伐採 作業を行いました。
建物にむやみにお金を掛けられることを、薦めておりませんでしたが、今回はもう時期ですと。
軒先部分は、穴があく寸前でした。
機械を使って、錆落としすると、元々の鉄板が薄すぎ、穴が開いてしまうので、
丁寧に手作業で。
入り組んだ部分から、先に錆止め塗装。
はい、キレイに出来ました。
でも、これはあくまでも錆止め塗装。
この後、職方さんと一緒に、全点検。
①錆止め塗料の塗り残しが無いか?
②トタン鉄部に、穴が開いていないか?
マスキングテープで修正箇所にチェックして、塗り直したら剥がしていくという念入りな作業。
②では、多くの穴が発見されました。⇒ コーキング・鉄部パテと併用して直します。
チェックのために、マスキングテープ1本(18m)を使い切ってしまいました。
我が社を設立した理由のひとつに、これをやりたかった 点が挙げられます。嬉しいです。
遮熱型塗料を塗って、完了とはいきません。
私、大雑把な割に、施工に関しては非常に細かい。
塗装屋さんの社長自ら、チェック部を塗り直しては、マスキングテープを剥がしていきます。
さらに気になる部分は、私が刷毛を持って塗装直し。
ここまで、チェックが厳しいと、普通の業者さんは、面倒で怒る可能性大ですが、そこは付き合いの幅と、塗装屋としてのプライドでしょう。感謝しています。
ご覧のように、這いつくばって覗かないと見えない所までチェックしてあるので、そこも厚塗り。
軒先部は、雨が切れにくく、錆びやすいので、塗膜を厚めに塗っています。
1階、2階の屋根の塗装、面格子、道路から見える飾り破風の塗装がほぼ完了です。
飾り破風板は、錆の進行が進んでいるので、将来的に、雨樋の交換と同時に、カットすることをお薦めしています。
お疲れ様でした。