かなり、年季の入ったトタン屋根。
他の工事中に、追加でこの作業をさせていただくことに。
逆を返せば、ここまで錆びていても、まだ雨漏りされていないという事実に、古くから使われている波板の優秀さには、感心します。
波板の先端を、はさみでチョキチョキと。
この屋根の上を歩いていると、穴を開けてしまいそうで怖いので、12㎜の下地ベニヤを捨て張りし、ルーフィング。
このように、あっという間に綺麗になりました。
葺替えではなく、重ね張りにしたのは、
①既存屋根を剥がして~下地を作って、ルーフィングを張るまでの時間内に、急な雨に降られると、雨漏りして、室内の天井、その他ををビショ濡れにする恐れがあったため。
②ご予算に合わせて、処分代が一番高いこのご時世。よって、撤去・処分費が浮きました。
この手法が、すべてにおいて最善の策ではないのですが、こちらのお客様、現場の状況からは、これをお薦め施工し、そしてお喜びいただきました。