3日間で仕上げた、H社 社長室

旭区でも歴史の古い、H社様の社長室の模様替えを行いました。

定休の土日工事のご要望をいただきましたが、業者が何社か入り、工程的段取りも考えて、金・土・日の3日間を頂戴しました。

先ずは、天井の塗装替え工事をメインに、アクセント壁(無垢杉板・燻煙乾燥材)、窓廻りの額縁工事を連携良く。

2日目は、残った大工工事と共に、電気工事・壁布クロス張替え。

ここで、工期短縮できる予定でした。が、
壁下地のベニヤ板が、思った以上に経年変化が激しかった。

捨て張り(薄ベニヤ)を見込んでおけば良かったと、思いましたが、お客様にとっては結果、お得だったから良かったかなと。

壁下地は、ほぼ総パテ状態。

ベニヤを打ち付けていた釘も、一方を打ち込むと、他が浮き上がってくるという状況で、急遽、ステンレス釘(布クロスなので、鉄釘だと後々、錆が浮いてくる可能性が高いため)を300本ほど、揉んで旧ベニヤを固定しました。

そこからは、パテ処理。パテ処理。
クロス屋さん、頑張ってくれました。

最終日にやっと布クロスを張り始められました。

H社社長様自ら、休みを返上で見守ってくださったので、せめて5時にはお帰り頂けるように、丁寧かつ素早くクロス張り。

ビニールクロス、ましてや量産品が全盛の時代で、少々高価な布クロスを張らせてもらい、作業するこちらも、日頃とは違う愉しさを感じていました。

壁を張り終えて、

前日に不陸調整(床の高さを水平にする作業)しておいた床に、タイルカーペット張りを。

タイルカーペットをほぼ張り終えた状態。

金物を叩いて、タイルカーペットを押え付け、
アンダーカット(建具の下部を切って、高さを合わせること)しておいた入口扉を建込み、
スロープも付けて、

多くの賞状、絵画を、元の写真を見ながら、ほぼ同位置に取付けて、

先ずは終了しました。

後ほど、決めていただいた縦型ブラインド、一緒に張替えとなった網戸を建込んだら、工事完了です。

後日、網戸と縦型ブラインドを建込んで、無事に終了致しました。