少し築年数が経過したRC造の建物は、比較的シングルガラス(1枚ガラス)仕様が多く、
夏は暑く、冬場は寒く、さらに、結露しやすいという宿命を背負っています。
今回、賃貸物件を改修工事させていただいておりますが、
折角なので、この機会にペアガラス仕様に変更していただきました。
RC造用サッシは、基本的に特注なので、少々値が張りますが、リニューアルするだけの価値はあります。
この角度から見ると、ペアガラス仕様なのが分かるかと思います。
インプラス、プラマードで有名な内窓という手法もありますが、ここでは、枠材のちり(出幅)が足りなかったため、サッシごと交換。しかも、足場無しで、コーナー窓を。
※サッシ屋さん、難しい作業、お疲れ様でした。
もともとの状態。
気密性、水密性、防音性に劣っていたジャロジー窓に、シングルガラス。
今回の工事で、外部から見てわかるのは、ペアガラス化、上げ下げ窓(古い列車の窓)のペアガラス版(RC造用防火仕様)。