シャッターとシャッターの間に、取り外しできる中柱。
そこを固定する金物を【ツボガネ】と言いますが、
今回は修理し続けてきたツボガネが、もう補修がきかないとのことで、取替えしてみました。
周りのタイルを壊さないように(壊れたらゴメンナサイ)、丁寧に手作業でハツリ作業。
そして、奥深く眠っていたツボガネを、プライヤーで引っ張り出し、さらに、周囲をハツリ。
そして清掃。
ツボガネをモルタルで固定しますが、
まずは、周囲に接着剤を塗布して、それからモルタルを奥まで入れ込み、
赤で囲った【ツボガネ・裏っ返しの状態】を入れ込む寸前。
圧入するように、ツボガネを押し込んで、位置を合わせ、
まわりに溢れたモルタルの拭き取り。
早急に固まるモルタルを使用しているので、ある程度固まるまでに、1時間もかからないでしょうが、念のため、養生をして、しばらく置いてもらうことに。
来店者の方々に、ご協力いただきました。
周囲を壊しかねないハツリ機や、営業中の作業のため、粉塵まみれになるサンダーを使用しなくて正解でした。
お客様にお喜びいただけたのが何ものにもかえられない作業でした。