【夏の住い】、【冬の住い】という考え方

【ネコ舌砥石の写真日誌】を受けて、

長野県(信州)は 寒さ・雪は大丈夫なのだろう
と、比較的温暖な横浜市以外に住んだ経験がないため、考えてしまう時があります。

冬が少々不安ながら、春を待ちわびる感覚を謳歌したいがために、長野県上田市に、住処(すみか)を持ちたいと考えている今日この頃です。

そこで、【夏の住い・冬の住い】という考え方は如何でしょうか?

つまり、春・夏・秋までは、涼しい土地に住まい、冬は温暖な神奈川県で過ごすと。

長野県上田市に慣れてきたら、冬の宮は売却か、子供へ譲る等、選択の幅を広げてみたら面白そうと。

そして、これは、次男の社会科資料集をコピーしたものですが、
古代オリエントに栄えた、【アケメネス朝ペルシア】(紀元前559年~紀元前330年)で例えると、
王様は夏は少し涼しいエクバタナ(現ハメダーン)に住まい、
冬はバビロンに住んでいたようです。

ご存じの通り、歴史上最大の土地を領有した【モンゴル帝国】の東部が、
『元』となり、フビライ・ハーンがハーンとして最高地位を得た際に、
は、大都(現北京)に、
は、草原の風が涼しげな上都(カラコルム付近)に、都自体を移動していました。
(やはり、生まれ故郷がいいんですね)

かつての【ロシア帝国(ロマノフ王朝)】でも、
は、モスクワ
は、比較的温暖な、サクトペテルブルク(ソ連時代はレニングラード)に豪華なお屋敷を構えていました。

チベットでも、有名な、
ポタラ宮殿は(冬宮・住処)。
ノルブリンガが(夏宮・住処)でした。

日本で有名なのは、鳥取県大山の【大神山神社】は、山の頂上にあるようですが、
冬になると雪深くなり参詣に行かれないとのことで、冬宮を山のふもとにも神様が、降りてこられるようにしたそうです。

各地で、時代を超えて、【夏の住処・夏の宮】と【冬の住処・冬の宮】が存在したようなので、日本は狭いようで、南北に広範囲の気候帯が有り、
暑さ・寒さが、各地により違うので、それぞれに『良いとこどり』をされてみては如何でしょうか?

上田市周辺(小県・ちいさがた)は、信州長野県でも歴史上、一番安心(地震も火山被害・水害も、極めて少ない地域)で、さらに自然のぬくもりに包まれる土地ということを実感したため、先ずは隠居・自然の良さを発信する場所として、上田市周辺に【住処】を求めるつもりです。

早い段階で、その素晴らしさを、神奈川県地区を含め、多くの方々に、お伝えできること願って、密かに土地探しを始める予定です。