タカラスタンダード横浜ショールームへ

いくつもある住宅設備機器の会社でも、独自路線を貫き通すタカラスタンダードさん。
いつもお世話になっている 渡辺パイプさんのお誘いで、久しぶりに伺いました。

国道1号線沿い、東神奈川駅のすぐそばの一等地に横浜ショールームはあります。

停めやすい平面駐車場もたくさんあり、ドア・ツー・ドアなので、お客様をご案内する際も安心。

なにせ、気軽に入れる雰囲気。

この建物のすごい点は、タカラと言えば高品位ホーロー。それを外壁すべてに使っています。お金掛かっています。しかし、数年経過していますが、汚れも劣化もほとんどありません。『論より証拠』。
これは、高品位ホーローをずっと続けている、タカラスタンダードでなければ出来ない。

高品位ホーローを浴槽本体、壁とあますなことなく採用されたフラッグシップPREDENCIA(プレデンシア)

グッドデザイン賞も受賞しています。

このホーロー浴槽を、作り続けている会社は非常に少なくなりましたが、この湯舟に入ると、身体の芯から温まり、体と接している部分の柔らかさは、近頃多い人工大理石浴槽では、決して味わえない逸品です。

トクラス(旧ヤマハ)さんも、様々な形状に応対する術を、昔から用意してくれていて、施工者側からすると、大変助かっていましたが、

タカラさんでも、写真のように、マンションなどのRC造、鉄骨造でよく見る、梁を、避けて施工できる部材を用意してくれています。

さらに、他社と違う決定的な差は、湯舟のお湯自体が重たいことを考慮して、浴槽の架台(カダイ・ガダイ)が頑強に仕上げてあります。普通は樹脂製のボルトで支持していますが、タカラさんは頑強な架台で、浴槽自体を支えています。《数年前までは、やり過ぎだろう!と、こちらが思う、ステンレス製架台(鉄製より錆びにくく強度が高いに、頑なにこ゚だわっていました》➡ 経営陣の技術的想いが高いのでしょうね。

こちらは、勾配天井用。

特に2階にユニットバスを配置する際、
北側斜線】にかかりやすい(水回りは北側が多いため、その確率が非常に高い)。

その点、身長188センチの私が際に立っても、まだ余裕があります。
あまり言われませんが、大きい人用に世の中は出来ておらず、選べる服が少なく、街中でも突き出した看板に頭をぶつけることはしょっちゅう。

我々デカい種族は、【デカい者にも人権を!】とか、下らないことを言わない。合わせる努力を普通と思い、同時に身体同様に世間へ寛大なのです(笑)。
小さな事に拘らないクレメンティア!➡ これが書きたかった。

タカラは、ユニットバスだけではありません。

キッチンの吊戸棚、換気扇部に引っ掛かって、設計・施工を悩ます【梁】を避けられる商品開発をされています。

素晴らしい!

建設会社・工務店的には、定価設定が安く、〇〇%OFFと謡いにくく(実はその差が建設会社の利益に直結が一般的)、扱いづらいメーカーのタカラさんですが、当社では、それも含めて明確にお客様にきには、利ザヤを乗せずに正直な値段を提示しているので、何の問題もありません。元値(原価)を膨らませることもしないし、建設業界のリーディング商社(問屋)の渡辺パイプさんが、頑張った数字を出して下さるので、そのまま書き写しているのが実情です。
(AMAZON、楽天、モノタロウなどがインターネット販売で頑張っているので、お客様もある程度の最安値を知っているので、上乗せして出している今日、お客様の目をごまかすことは、難しくなっていくことでしょう)

当社は、浴槽はヒノキ風呂、キッチンは完全無垢材等、その方に合わせた金額で一品物を作り出せますが、
タカラスタンダードさんが大好きなお客様には、その良さをお伝えしています。

今回、横浜ショールーム前で、笑顔で写真におさまって下さった方は、かつて何組もタカラさんにご案内して、現物を見て、触って、確認していただく為に、セレナにお乗せし、商品決定しておりましたが、

当時、『私、その頃、新人だったんです!』という素敵な女性が、今はショールームのチーフとしてまとめあげられているそうで、私のことを覚えて下さっていて、気持ちよく写真撮影させてくれました。

【タカラスタンダード㈱】という会社は、ものづくりに力を注ぐだけでなく、『人』も育てていたんですね。

尊敬すべき会社です。