私以前のOB・OGには、悲しい光景

旭区の建設会社で、長いこと、近所の方々にお世話になりながら、私以前の方々がお世話になった社屋。
私自身も、ここで新入社員の面接をさせてもらった大切な場所。同期の砥石も。

創業以来、500人以上を他へ輩出した、良い意味で学校的な、かつての社屋跡が、解体されていました。

たまたま、近所のお客様と打合せして、帰り際に、見かけてしまい、即座に写真におさめました。

所有権は、とうの昔に他へ移動していましたが、ここで、育った方々(特に我々以上の先輩方)からすると、かなりショッキングな光景。

会社が存続するためには、時にはかつての地を売却しなければならない事も多いでしょうが、私は歴史好きゆえに、その企業の歴史を作った建物が無くなるという点に関しては、かなり悲しいものを感じます。

今よくあるケース、高校の統合による、どっちか1校が廃校、或いは他の施設になるというのは、自分自身のかつての青春が一つ消えていくのに近いのかな。

つい最近も、ご近所で長年やってきた とある会社が、債務超過で倒産。
前を通過したら、確かに入口に張り紙が。

無くなって、他のものに変われば、風化して、そういえば、そんな会社あったけ・・・程度の扱いに。時代の流れは容赦ないから。
 
当社はそうならないように、お客様、職人さんを大切にして、未来永劫に、細々ながらも、【継続】していかなければならない。
家やビルを建築して、その後、その会社が無くなり、頼るところが無いので、小川名さんに声を掛けた・・と、良くあるケースですが、我々がそのようにお客様を迷わせることの無いよう、兜の緒を締め直さないといけないと、痛感しました。

それにしても、悲しい。