玄関までが少々長いアプローチ、少々段差があり、暗い時など危ないので、レンガ敷きのアプローチを製作させてもらうことに。
位置、幅と、改めて水糸を張り、お客様にご確認。
色々と皆で再検討の末、良い方向で決まりました。
設計・工事と、歴戦練磨の砥石ですが、
【上田市景観賞2017年】も受賞しているだけあって、いつになく細かいですね。砥石さん!
夕方には、ここまで掘り進めました。
下地が大事なので、150㎜ほどきれいに掘削。
既存の石は、再使用していたくので避けて。芝生は、空いた場所に植えます。
このままでもいいんじゃない!って感じです。
スケールはちょっと違うけど、この直線、古代ローマ帝国を支えた、アッピア街道を修復しているような気持にさせます。
まあ、このアプローチの先も、ことわざが本当ならば、ローマへ通ずるんでしょうけど。
水平・水勾配を付けながら、レンガを一本、一本、ワイヤーメッシュの下地にモルタル鵜を少しづつ、練って、打設しながら、
レンガを平らに使うのではなく、贅沢に小端建てで、作っています。
目地を二段階で入れる前に、先ずはレンガの敷き込みが終わりました。
この陰で、レンガの敷き込みと同時に、モルタルを適正な硬さで、練って運んでいる方が非常に重要な役割を演じています。
実際、これだけのモルタルを練るのは、重たいです。