鶴ヶ峰の駅前、バスターミナルから駅に抜ける通路の先で塗装替え工事の施工中です。
建物を長持ちさせるというのはもちろんの事、塗装によってこの暑さをなんとかしたいという事で、遮熱塗料をお勧めしご採用いただきました。
今回使用するのは、日本ペイントのサーモアイ。
遮熱といっても効果の程は一律ではなく、色によって反射率が異なります。やはり高反射率なのは白っぽい色。濃い色合いになっていくにつれ反射率も低下していきます。
サンプル帳には色ごとのパーセンテージも記載されており、色選び際の基準の一つになります。
でも、
どんなに高性能な塗料を使っても、下地処理をきちんと行なわないとすぐに剥がれてしまいます。今回は屋根も外壁も鋼板なので、汚れ落としはもちろん、塗料との密着性を高めるためにも、まずはケレン作業です。
写真のような研磨材をつかって、ただひたすらにゴシゴシと擦ります。とても地味な作業ですが、このゴシゴシが塗装替え工事の一番大事な工程といえます。
しかしながら、そのケレンに耐えられない程の腐食がある場合もあります。
2階の窓上の霧除けなど、手の届かない場所ではメンテナンスのしようもないので、足場をかけたこの機会に葺き替えをします。
まだ大きな穴ではなく、下地の木も腐ってはいなかったので、このタイミングに葺き替えだけで済んで本当に良かった!