鶴ヶ峰駅前のビルで、子メーターのひとつが、30年を経過し、劣化により、接続部からジャアジャアと水漏れ。
早速、業者さんが資材を持ってくるまで、先ずは分解作業。
取り外したあとに、更なる発見。
止水バルブも壊れていました。
今、こちらに向かっている職人さんに、パッキンだけでなく、止水バルブも写真を送り、管材屋さんで買ってくるように指示。
残り時間40分で、お客様が来店されるとのことで、時間との勝負。一発で決めないと。
来ました。プロが。
彼は基本的に設計だけと聞いていたので、私が取り付けるつもりでしたが、
『何言ってるんですか。私も昔は現場に出ていたんですよ』
と、サクサクと取替え作業。
無事に取り付けて、通水試験!
バシャ、バシャと水が漏れる。
30年前の元施工がイマイチなようで、配管の長さが問題で、そこを含めて直し、再取付けして、無事に
タイムリミットに間に合いました。
今、存在するのかどうか知りませんが、やはり新築時の施工をキッチリとやらないと、後々に入る業者さん、そして一番はお客様が困りますね。
さらに、追加で言われたのが、
電気温水器の水の出が悪いと。さらに、水漏れしていると。
30年前のものゆえに、National製(現パナソニック)。
昔の配管のため、今時とは形状が大きく変わる為、色々と工夫しました。
先ずは、電気温水器のたまり水を時間をかけて排水。
狭い所に、二人がかりで作業。
ストレーナー部(給水管から流れてくるサビ等汚れカスを受け止める茶こしみたいなもの)、給水管内部のサビをたくさん集めていました。早速掃除。
温水器への給水口と吐水口部の、パッキンを取り換え。
水圧の復旧(直す前の2倍以上の吐水量)と、水漏れ部2か所の直しを終え、電気温水器を元の位置に固定して、無事に終了しました。
お店にいらっしゃっているお客様にも、スタッフさんにも、迷惑かけることなく、終わることが出来て何よりでした。
困っているお客様のために、何とかするという作業は、大変ですが、上手くいった際の喜びはひとしおですね。