お盆中の14日だというのに、防水兄弟2人で、今日も仲良く、防水の仕上げに取り掛かっています。
日本特殊塗料㈱の建築用塗膜防水材プルーフロンバリューNS(ニューグレー 夏型)
の硬化剤と主剤で、あらかじめ日々塗っておりました。
コーキングのように、粘度が高い。
(このままにしておいても、直ぐには固まらないそうです)
平場部なら、粘度は必要ありませんが、立ち上がり部は、液垂れしないように、高粘度のものが必要となります。
プライマー(接着剤・下地調整材)は、床面で評価の高い、東日本塗料㈱の【塗替えプライマーエコ】のA液とB液を、規定量通りに混合させて、塗り込んでいきます。
エコ という名前が付いているだけあって、環境を配慮したウレタン防水用改修用プライマー。
共用の鉄骨階段に対しては、豪華に、遮熱シートトップ(東日本塗料㈱)のクールグレーを使用。
防水材保護・美装用の1液遮熱トップコート(無鉛)です。
おさまりの悪い鉄骨階段。
取れかけていた、サイディングをキリで穴あけして、再取付けしようとしましたが、
所詮サイディング、こんな形でボロボロに。
30年近い経年変化とはいえ、新建材としてもてはやされたサイディングも、あまり長持ちしないことが表面化。
即、折り曲げ加工したガルバリウム鋼板の板金をあてがって、
板金屋さんに取付けまで依頼すると、お客様に追加金が発生するため、私が鉄骨に鉄板ビスで取付け。
こんな感じに、おさめました。
(プライマー作業後に・液が垂れてくる可能性があったため)
まだ時間があったので、鶴ヶ峰駅前の現場に行った帰りに、鶴中下で、原チャリと自転車の事故現場に出くわし、
他人の世話で手慣れたもので、救急車・パトカーが来るまで、自転車と、原チャリを安全な場所に移動し、後で彼らがもめるといけないので写真を撮り、水をあげて、彼らのケガの手当て、
『大丈夫です!』と言っている自転車の子に、「あとから、あそこが痛い。骨折していたじゃ困るから、消防隊員にちゃんと話すんだよ」と。
間もなく警察と、救急車が来ましたが、その子は、救急車に乗っていくことを選択していました。
写真を、警察さんにも参考までに見せて、安心してそこを立ち去りました。
作業現場へ戻ると、かなり遮熱型トップコートがもうじき終わるところでした。
養生材を、慎重に慎重に剥がし、はみ出した箇所を削り取り、
直ぐに乾く、速乾性ですが、歩行部(重歩行)なので、万全を期して、明日の朝まで通行止め。
もう一つ階段があり、既に防水工事は終わっているので、助かりました。
お住いの皆様、ご協力、誠にありがとうございました。
一緒に立ち会ってくれていた、塗装の社長さんが、
「俺、どうしてもカマキリだけは苦手なんだよ!」
ということで、お約束で、大好きなカマキリさんを掴まえて、社長の車に入れようとしたら、本気で嫌がっていたので、緑あふれる場所に逃がしてあげました。
カマキリさんも、まだ興奮さめやらぬようで、羽根を広げていました。可愛いですね。
お盆の8月15日、二つの鉄骨階段を開放し、無事に工事完了です。
メデタシ。メデタシ。