機能性を考えた足場は、美しくなる

私達が常に考えているのは、お客様にとって使いやすいもの、作業をする業者さんが腕を出し切れるように、インフラを最大限に用意することを考えた 構想を練っていますが、つまるところは、精神性を持った機能性であり、それ即ち、【機能美】を創造していることに繋がると信じております。

何度か増改築をされているようで、少々複雑な形状をした建物ですが、

外部改修にあたり、我々が尊敬する足場屋さんは、このあとに作業する方々のことを考えて、計算されたポンチ絵を下に写真のような足場を作成してくれます。

使い勝手の良い足場は、頭の回転が良くないと出来ません。

こちら面は、比較的簡単ですが、風圧を考えて、火打ちを入れるのは当然のこと、角部の強度を高めています。

当たり前のようで、なかなか出来ない作業です。

これにより、目まぐるしく変わる天候が続く今日この頃でも、比較的安心していられます。=お客様にとっても、工事中の安心度が高まります。

跳ね出しのデッキを修繕するにあたっての足場もいい感じです。

作業する方の身長・作業内容まで伝えると、それに見合った綺麗な足場を作ってくれます。

お隣と、屋根が近接している際には、打合せ通り、上まで足場の柱を突き出さないようにして(揺れてお隣の樋を壊してしまう恐れがあるため)、その代わりに、安全帯を取り付けられる親綱を設けてくれます。

一見すると、何気ない作業ですが、『命』が掛かっているので。

2階屋根付近ですが、周囲を良く見渡せる標高の高い地域。

ゆえに、風の影響も大きい。

横浜は坂の街と言われるだけあって、このような展望は、当たり前。
(特に旧武蔵国に当たる横浜東側から北側にかけては、このような急な高低差が多く、平らすぎる土地へ行くと、居心地が悪いという変な感覚を持っています)

私は、引き込まれている電気の幹線、光ファイバーが、万が一に傷つかないように、防護していますが、

光通信線の弛みがまるで無いこと、お隣さんの引き込み幹線が引っ張られて、金物が取れていることをお客様に伝えたところ、次の日には、どちらも直っていました。

お客様も、NTTさんも、東京電力さんも、やることが早い!

プロ野球の小笠原道大似の彼が、この足場では陣頭指揮を執って組んでくれました。

暑い中、汗だくになりながら、誠にお疲れ様でした。

やはり、足場にも美的センスが必要ですね。