保険会社さんも、大変だ

勾配のキツイ屋根を直すために、落下防止用の足場を建てました。

足場が出来てから、屋根を滑りつつ登ると、自然の猛威を感ぜずにはおれません。

棟板金の貫板ごと、飛ばしてしまうのです。

ビル風で、より威力を増した強風は、屋上に止めてあったエアコンを、無力にも吹き飛ばしてしまい、再使用不可能に。

同等のエアコンを設置。

同時に、他の家の棟板金が納品されたお宅から、棟板金の取替え。

同時に、樋も壊れ、共用廊下の塩ビ波板まで、ご覧の通り。

こちらのお店の屋根も。

その裏側も。

こちらでは、もともとあった波板も、剥がれて、木材が何とか残るのみ。

こんな大きな棟瓦すら、吹き飛ばしてしまった。

そして、何よりもこのような建材が圧倒的に不足しています。お待たせしている方には、申し訳なく思います。

今日も保険会社と話をしていたら、台風21号から数えると、保険物件だけで、8万件を超えていて、彼らも超多忙を通り越していると。

今年の3月期に、大手損保3社が最高益を出したと新聞に載りつつも、今年度は出ていくお金が、やたらと多い。
一方で、多額の保険料を納めている方々で、被害にあわれた方からすると、支払ってもらっても仕方ないかと。

保険会社、損害保険会社と、お客様、そして、職人さんと我々と、皆して日々頑張っていることだけは確かです。

そして、私達は、工事後に査定が入るケースが多いので、【貧乏暇なし】状態。しかし、困っている方々がそこにいれば、頑張らねば。今日だけでも、10物件動かしています。明日も皆さんと一緒に頑張るぞ!