この材、薪ストーブに、すぐに使えないだろうな

当社都岡本店の庭先には、枝が多くあります。

これらは、足場を建てる際に、どうしても邪魔になってしまうもの、お客様から、ついでに伐っておいてもらえる?から、枝落としした材を、土に還らせてあげるか、万が一の燃料として良いかなと思って。

サービスで枝落とししていますが、実は【生木】を、産業廃棄物として、捨てるとなると、かなり高い費用を取られます。

枝を切って、ゴミ収集車に多くの方は、持って行ってもらっていますが、収集作業代・廃棄代は、税金で賄っている事を考えると、私は枝をゴミとして捨てることに、違和感を感じて・・・。

 

ある方から、たまたま薪ストーブの話。
調子よく、薪になりそうな材ならありますよ!と。

とりあえず、チェーンソーで40㎝にカットしてみました。

その後、薪の作り方を調べてみたところ、冬に倒した木を、春に薪割りして、冬へ向けて、屋根のある薪棚でたっぷり乾燥させなければ、良質な薪にはならないならしい。

薪ストーブを新築時に、何度か入れたことはありますが、あまり寒い地域ではな無い南関東では、薪ストーブの需要が少ないため、その後のことは、あまり解っていなかった。大抵の方は、薪として完成されたものを、購入されているようです。

しかし、調べていて驚いたことには、恐らく寒い地域でしょうが、一冬で使う薪の量は、3トンですって。楽天市場で、300㎏、450㎏と案外安く売られていますが、3トン分となると、約17万円近くかかってしまいます。案外と高い。ガス温水式床暖などが多い地域なので気にしませんでしたが、それよりも金額的には高くつきそうです。しかし、心地よい赤外線を発する炎の威力・心を癒す効果を考えたら、金額に勝る部分が多いのでしょうね。

しかしながら、この状態では、すぐに薪ストーブにくべることは難しそうだな。
(冬が寒い地域の方々からすると、笑われてしまうような心配ですね)

やはり、日本の建築の深い部分は、北海道から沖縄県まで、非常に広い範囲で、それぞれの気候が違い、郷に入れば郷に従え 通りに、自分達が暮らしている地元での地域密着型の工事が基本で、それ以外の土地で施工する際には、その地域の方に教えてもらったり、そこ出身の社員に入社していただくなり、何しろ、勉強が必要ですね。