保険の査定が決まらない中でも、二次災害を恐れて

台風24号の影響により、傾きかけたパラペット。

お話をいただいたのが、半月ほど経過してからだったので、道路占用の事前協議を通して内諾を得て、建築基準法との照らし合いも含めて、何とか見積もれる状態となり、提出しましたが、火災保険の査定で長引いています。

前面がバス通り、かつ人通りも多い所のため、何かあった際には、二次災害(所有者責任)の可能性もあり、とてもビビリな私は、仮の補強の可否を保険屋さんに聞いても、『ご自由にどうぞ。それはお宅の考え次第です』と、つれない返答。

乗りかかった船 状態。

最低限のことはしておかないと、気が済まない。

やはり、同じく二次災害を恐れる職人さんと共に、今やれる最低限のことをやっておきました。

仮に、保険が決定しても、それからの道路占用・道路使用の申請となるため、まだまだ時間が掛かりそうです。こんなに時間が掛かるとは思っていなかったので、未然に災害を防ぐ次なる手法を検討し、この家の方、通行されている方々のことを考えて、査定が出次第、この分の見積りはしていませんが、すぐに取り掛かる予定で加工準備に入っています。事が起きてからでは遅いんです。見てしまった以上は、建築屋としては、持ち出しでも最低限の作業はしたいと考えております。