とある方のところへ伺ったところ、何だか引き寄せる雰囲気があり、近づいて話してみると・・・
何だか、見慣れない直列4気筒と思われる、大ぶりなクランクシャフト。
これ、船かなんかのクランクですか?
違うらしい。なんだかOLD感満載。
このラジエターも、やけにデカい!
良く冷えそうだ。
車のものだということは、だんだん分かってきた。
とても製造年の古い、JEEPのエンジンルーム。
現役で走られていますが、姿はプライバシーがあるので、お見せできません。
カッチョいいを、超えています。
それにしても、ヘッド・ブロックだけでなく、部品の何もかもが、今の時代では、過剰すぎると思われてしまうくらいに、頑強に作られています。2発位壊れても、とぼけて動いていそう。
ちなみに、かつてのワゴンRちゃんは、1発壊れた状態で、東京から高速に乗りながら、無事に帰ってきた偉い子ちゃんでしたが。
このキャブレター、愛すべくMAZDAロータリーのキャブ車同様に、ダウンドラフト。
(音では、MAZDA 787Bのかん高く、そして力強い強烈なロータリーサウンドが、いまだに、世界1だと考えています。そして、尊敬しています)
何てシブいんだろう。メンテナンス状態も極めて良い。
戦前に、こんな頑丈そうなJEEPを作っているUSAと、長いこと、ガチで戦っていたJAPANも、違う意味で凄い。
日本もB29が出てくるまでは、ゼロ戦はエンジン、転回性能、戦闘能力、美しさと、ある意味、世界ではトップでしたが。でもアメリカは凄い。JEEPとその部品群を見て痛感しました。