高さ2m以上で作業を行う人で、作業床を設けることが困難なところで、フルハーネス安全帯を用いて行う作業、および、建設業では高さ5m以上の高さにおいての作業は例外なくフルハーネス型安全帯が義務化します。腰ベルト式安全帯は、墜落制止用機具としては除外。(労働安全衛生法施行令より)
当社では、創業時からフルハーネス型安全帯での作業を、当社社員、協力会社の方々の安全を守る立場の人間としては、墜落時に、下半身麻痺や脊髄損傷による全身麻痺になったら、可哀想過ぎるので、先だって、皆に笑われながらも、フルハーネス安全帯を自らして、啓蒙活動を行って参りました。(そんなモノ付けて・・・と、クスクス笑われていましたが、そんな事にはお構いなし。今私がこうしていられるのも、この安全帯のお陰。実際、先日足場から落ちかけましたが、これでケガをしないで済みました。靴も当然、安全靴。少し重いですが、慣れると問題なく、負荷を掛けることにより、健康に繋がります)
当社の考え方は、良い仕事をするには、健康な身体・そして安全に作業してこそ、お客様へも良い施工を胸を張ってお届けでき、さらに職人さん方のご家族が悲しまれないように・看病生活で苦しまれないように。
今日も、シーリング屋さんが、『フルハーネスって、面倒じゃないですか?』と聞いてきたので、私のフルハーネスを装着してもらったところ、『案外と、ラクですね』『そう、そして、凄く安心感があるんですよ』と。
一人親方でやっている職人さんが、厚生年金の義務化の余波で増えてきました。
そうした中で、当社の協力業者さんで、一人・二人で行っている個人事業主様・自営業の方で、墜落防止用機具の講習に行かれる方には、その講習料を当社で負担することにしました。【当施行令該当現場では、フルハーネス型安全帯をしてもらいます】
1級施工管理技士の資格を持っている方なら、必ず知っている
1:29:300で有名な【ハインリッヒの法則】から学び、事故は未然に防ぐべきだと考えているから。
私のタニザワ製のフルハーネスは、いくつものラクラク機能をオプション設定したため、5万円ほどする良いモノですが、ホームセンターでは、1万円台後半から購入が可能です。
法制化・そして施行される今、自らの命・軽傷で済ませて欲しいので、この特典を、是非ご利用下さい。当社としてもそうして欲しい。お客様だって、自分の家の工事で、職人さんがなくなられたり、寝たきりになられたら、気分が良くないですからね。