【革命】の本家、フランスの情勢

自由・平等・友愛(博愛)Liberté, Égalité, Fraternité (リベルテ、エガリテ、フラテルニテ)の国、現フランス共和国(République française)は、歴史上、最大ともいえる大きな足跡を残し、その後の世界史を変えてしまった【フランス革命・Révolution française】を起こした国。花の都パリ(Paris)にて。そして、世界へ波及。


今日、世界中で、様々な転換を迎えているなか、
【革命・レボリューション】の本家本元のフランスで、燃料税を巡り、デモが拡大化しているのは周知の事実。


日本のマスコミでは、事実だけを静かに流していますが、
〈2019年12月パリ2日ロイター〉の記事によれば、パリで400人以上が拘束され、133人が負傷。133人が負傷。治安部隊は催涙ガスや閃光弾、放水で事態の収拾を図った。と。


【歴史は繰り返す】の名言を、感じ得ずにはいられません。

この偉大なる歴史を持ったフランス共和国が、今、変化し始めている。

1789年7月14日のバスティーユ監獄、ルイ14世、マリー・アントワネットを断頭台に送り、ジャコバン派、そしてマクシミリアン・ロベスピエールの粛清政治、彼も断頭台へ。そして、ナポレオン・ボナパルト皇帝の出現・失墜。と、短い期間に、多くのことが起き、それらが初期はブルジョワジー階級のものだったが、一般民衆の力によるところが大きくなった。


学生の次男の社会科資料集(横浜市版・帝国書院)


このフランスが、動き出したという事実は、非常に物凄いことだと考えます。
(ついに、本家が動き出してしまったか・・・約200年の沈黙を破って)

この国は、世界を巻き込む大いなる力を、持っている。

遠くの一国で起きている事と、見過ごしてはマズい。

かなり、慎重に、ウォッチしていかなければならない。
フランスを本気にさせたら、世界のこれまでの常識が大きく動く、うねりになる可能性が高いと、心しておいた方が良いと考えます。

様々な意味で、フランスよ、偉大なれ。

※12月4日:マクロン政権が、燃料税の延期(半年)しました。一段落したかと思われがちですが、申し訳ありませんが、恐らく 焼石に水でしょう。先延ばししただけだし、半年先はもっと厳しい情勢かもしれない。さらに、それ以外の、私には分からない不満が、フランス国民には、たっぷり溜まっているものと考えます。大丈夫か?時代は、否応無しに、動いていくので。