おかげ様を持ちまして、当社の【無事故・無災害記録】は、502日を経過し、大台の500日を超えました。
先日のゴジラ社長の◆怪気炎にて、書かせていただいた、【フルハーネス型安全帯、2月1日から政令施行にあたって】で、書かせていただきましたが、本気で、社員・協力会社・職人さんの安全を、常に考えております。
ただいま、ご検討されている方も、約10,000円前後の講習会(これを受講しないと、万が一時に意味を成さない)費用を、当社が負担するという宣言です。
これまで、ゼネコンでのサラリーマン時代に、各社・元請け等(当社は基本的に、元請けしか行いませんが)の安全大会に、何度も何度も出席したり、その場で、安全の大切さを、心から訴えてきましたが(時には寸劇を行いながら)、近頃、解ってきたことがあります。
【安全大会】【安全衛生大会】の開催は、ある程度の規模になると必要になりますが、いくら、元請けが必要性を訴え続けても、なかなか事故が無くならないという事実があった。
それは、これまで憤っていた、職人さんイジメの実態を変えたい!という想いから、当社では、協力会社さん、職人さんを、イジメるどころか、彼らの経営上の負担を減らし(叩かないで、さらに、その工種が終わり次第、請求書を要求し、翌日入金し続けてきました)、工事前・工事後も、彼らを痛ませることなく(お客様目線ゆえに、検査は厳しいですが)、当社の見積り落としによるもの、出戻り工事によるところ(当社では今のところ無い)で、実行予算が当初予算よりも下がっても、彼らを泣かすことは決してしていません。最後は、当社が利益を下げても守っています。
逆に、これまでの建設業(特に中小のゼネコンは、工事監督自体の予算管理が上手くないためか)は、当社の逆が多い。
そうすると悪循環が始まります。
汗水垂らしている職人さんの労働時間当たりの、賃金が低くなってしまうため、彼らは、自転車操業スレスレに、仕事量を求めてきます。
結果、キツい身体をおして、長時間労働をせざるを得ない。
結果、睡眠不足・日々重なった過労・次の仕事のために早く終わらせなければ・元請けがインフラを削る分だけ危険な作業環境等の、要因が重なって、ふとした瞬間に【事故】が起きてしまうのかなと、考えております。
これでは、労基の方々が、口酸っぱく指導しても、規制を強めても、実態が付いていけない会社も多いことでしょう。
職人さんの気持ちになると、彼らに気持ちよく、彼らの【技】を出してもらうように、そして、お金の駆け引き無しに、適正価格を保証することで、彼らの力は発揮され、結果、お客様にもお喜びいただき、あとで叩く作業も無いので、彼らも安心して適正な価格(安い金額)を提示して下さる。お客様・職人さん・当社との、良い循環を行っていけば、皆して嬉しいし、結果として、【安全】な現場が、続くのだと、考えます。
※本日、疲れ切っていた私は、2時間ほど、大いびきで昼寝をしていました。私も、職人さんも身体が資本ですので、無理をなされないで下さい。