鶴ヶ峰配水池、解体で近所に迷惑を掛けているためか

(仮称)鶴ヶ峰上部・下部配水池築造工事の、完成イメージ。

上川井、川井宿、今宿、鶴ヶ峰と尾根沿いを通る、工業用用水(国道16号線と交錯してる水道道は上水道)は、谷を渡るたびに、緑色の鉄橋で、神奈川県の風景として有名ですが、その重要ポイントの鶴ヶ峰配水池。ただいま、長いこと工事中です。

近所の方々から、解体工事でうるさいは、振動がすごいはで、話を何度も聞きました。しかし、建築工事、特に解体工事においては、【迷惑】を掛けないで、施工することは先ず無理な話ですが。そこは、【お互い様】の精神で。

それを少しでも、払拭すべく、3Dトリックアートの絵が、遮蔽する万能鋼板に、飛び出してきそうな勢いで描かれています。

実際に、立体感を感じさせます。

ところで、この配水池、横浜市が京浜工業地帯へ水を送るために作られましたが、かつての、八王子往還を迂回させてしまい、畠山重忠公が、謀殺されたことを知った奥方が、はるばる埼玉県の菅谷の館から駆け付けて、ここで、駕籠の中で自害されたために、土饅頭に石を張り巡らせた、簡素な【駕籠塚】が祀られていますが、この歴史的お墓も、実はこの建設時(かなり昔の話ですが)に移動させられています。
本当に、トリックです。