上手いクロス屋さんは、壁紙を貼る際にも、床養生をキレイに行います。
柄ものクロスは、簡単なようで、合わせ目が重要です。
そのために、どう裁断するかを考えながらの作業。
うまいクロス屋さんに限ってプライドがあり、『このクロスだと、薄いから、ここの下地に対して、綺麗に貼れないかもよ。もう一度、お客様と相談し直して・・・』
そして、こちらのお客様は、元々センスが高いため、一般的に失敗すると怖いがために、無難なものを選定されますが、果敢にインパクトのあるものを選定されます。
写真だと上手く写らないのですが、壁紙と、天井も静かながら模様の付いたクロスを選定されて、とてもビューティフルな室内になりました。
これも写真では・・・照明器具もこのイメージに合わせるかのように、ヨドバシカメラにて、お買い得品を自ら購入されていました。
このような【柄デザイン】は、多くの設計士でも、チャレンジできないのが現実です。
オーソドックスなものも多数施工しておりますが、自分のイメージを大切にされる方は、チャレンジされた方が良いと思います。
こちら側も、完成するまでは、その期待に負けられない! という、心地良いプレッシャーがあるので。