RC擁壁(鉄筋コンクリート製土留め)に、100㎜の穴を開けています。
30㎝を目安に、ダイヤモンドコアビッドにマーキングして、
お隣様にも、近隣挨拶時にご了承いただき、立入りさせていただき、コア抜きの際に、万が一、チッピング(破片が飛びはねる)した時の事を考慮し、型枠用コンパネで防御。
乾燥状態だと、ダイヤモンドの刃先が、焼けてしまうので、水を圧送しながら、
このビッドが回転しながら、コンクリートを丸く切断していきます。
(それにしても、旭区が誇る㈱横浜レンタルは何でも持っているし、対応が素早い)
以前は固定のために、擁壁の頭に穴を開け、そこに垂直にスライドするガイドを、アンカー固定していましたが、今は良い固定具があります。(白の金物)
左のハンドルで、上下に移動。
鉄筋に当たると、時間をかけて、ゆっくりと鉄筋ごと、切断していきます。
ハイ、30㎝ちょい。
次の穴へ、固定金具をスライドさせて、擁壁に両サイドから固定。
ダブルの鉄筋を切断している最中。
異形鉄筋の粉(砂鉄状)が、流れ出してきます。
前の写真同様に、トロ(コンクリートの粉が水にとけたもの)が、隣地にもたれているので、掃除時に、両方の敷地のトロを取り除きますが、土に交じってしまったので、鋤取りをしました。後日、黒土を入れ込みます。
3本の頑丈なアルミ柱を建込み、モルタルで固定。
明日、フェンス本体を吊り込みます。
本日は、まだ硬化していないため、フェンスが傾く恐れがあるので。
コア抜きされたコンクリートの一部。
穴の下の方は、取り除くのが大変です。
周囲を傷めないように、ハツって、破壊しながら取り除きします。
かなり以前に、住宅のベタ基礎を打設したあと、ヘアークラックのご指摘をいただきました。
気温の高い真夏に、乾燥しないように養生していましたが、その養生マットが、強風で飛ばされ、コンクリートがゆっくりと化学反応による強度を発生させるべきところでしたが、水分が蒸発し、乾燥により硬化したコンクリートになってしまったためです。
ベタ基礎のやり直しを前提に、数か所コア抜きしたところ、驚くことに、縦に真っ二つに割れてしまいました。ご近所にはご迷惑をお掛けしましたが、出来たばかりの基礎を解体し、また、打設し直した経験を思い出しました。