Old CARRY は、手が掛かって可愛い

当社軽トラック2号車は、10代目DA52T型スズキ キャリー2WD車。

この当時は、ターボ車もありましたが、NA好きな私は、F6A型エンジン。

私の元に、嫁入りしてから、15,000㎞以上調教して、ようやく、私の想いのエンジンフィールになってきました。

今は、いつ降るかわからない雪のために、動きの少々かったるいスタッドレス(Fire Stone Cargo)を履いています。

1号車は一応最新型の、11代目DA16T型ですが、足下のスペースを広げ、小回りがきくように、シート下にフロントタイヤがありますが、トレッドが短いため、ロール・ピッチングの拾いと、走る楽しさは、旧型に譲ります。

オイル下がり・オイル上がりと同時なんでしょうが、以前も紹介したように、よくオイルを喰います。

エンジンオイル交換時に、愛すべきWAKO’Sのオイルを入れてもらっていますが、半月もすると、だいぶ減っている感があるので、本日はCastrolの一番安いオイルを注ぎ足しましたが、1.5ℓ近く消費していました。(Castrolの植物性レーシングオイルを入れたいが、あれ、酸化が早いため、レース1回で交換が必須の代物・エンジンの回り方と、嗅覚を揺さぶる香りが素敵です)
 
今は、STPのオイルトリートメントを2本ぶち込み、ハイオクをしばらく入れて、今は1:3の割合で、ハイオク:レギュラーを給油しても、白煙は出なくなりました。

エンジンヘッドが助手席側に傾いて据えついており、オイルレベルゲージは、運転席下にあり、オイル交換・追加時は、両方のシートを開けなくてはなりません。

3気筒ながら、クロスフロー(吸気側と排気側と反対側に位置)です。

当然、縦置きなので、重心もよく、心地良い走りを提供してくれます。

インテークマニホールド下部に、レベルゲージ。所狭しとエアフィルター、ダイナモ、エアコンのコンプレッサーと上手に配置されています。

2ヶ月後ほどに、10代目キャリー後期型(DA63T)が、3号車として嫁入りしてきますが、エンジンはF6A型で、期待を持って待っている最中です。
 


密かに3号車が仲間に入る準備進行中。

運用次第では、5号車(4号車は飛び番)も仕入れようと考えております。1号車は、建築機械を入れた、お客様即対応型として、2号車は、部材・撤去処分材運搬専用と使い分けていますが、次なる3号車は、当社の新たな事業の新機軸として位置づけようと考えております。


話は変わって、AE86トレノ、AW10 MR2を、私が、PB310SUNNY CERICA RA63(2.2Lキャブ車)、AA63と3台乗り継いでいる時に一緒に走っていた旧友から電話。

『小川名よ~!その後色々と乗ったけど、そろそろ公認のキャブ車を買おうと思って。そこでHitしたのは、バーキン7なんだけど、どうかな?』

「それは、すごく良いけど、君が好きなスキューバのボンベ乗らないべ~」

『そうなんだよ。それで悩んでいて・・・』

「軽トラ、面白いけど、しっかり走るなら、パワーが足りないしな。俺は、MAZDA787Bを買うよ!ル・マンで優勝しただけあって、あのロータリーサウンドと、回り方は半端ないぜ」

『バカ言うなよ。あれは本当のレアもので、博物館入りじゃねーか』

「解ってるよ。いつかはクラウンのキャッチコピーみたいなもんだ。君も好きなS30フェアディーZ(日本史上、最高のスタイルだと考える)も、3.1L(公認)も、アルファロメオ(A130)も乗りたいんだけど、もうビンテージ化してて、勿体なくて乗れないよな。SUBARU インプレッサ―なんかシンメトリーで、素性が物凄く良く、気持ちよいハンドリングの4WDで速いんだけどな。一生に一度はポルシェに乗れといわれているけど・・・」

『何か、無いかよ。もっと、皆が乗らないの。軽トラ以外で。今のハチロクは重たいし』

「それでは、ギリギリ走れて、部品供給もある、マツダのユーノス・ロードスター(初代:NA6CE・NABC)は?外国名:Mazda MX-5 Miataは、どうだ?車重1トン切りの960㎏だ。お互いに立場、年齢もあるから、法令順守で公認車検のキャブでな。」

『それは、Nice aidea!信頼できるショップでも、バーキン7もいいけど、初代ロードスターも薦められた』

「うん、あの子は、マジ気持ちよい。エンジンは凄くないけれど、ライトウェイトで、這いつくばって走る感がいい。俺は頭が少し飛び出してしまうけど(座高1mのため)、操っている感が、今の電子制御仕掛けのクルマでは味わえないな」

『それじゃ、ユーノス、探しとくよ!』

あれ・・・いつの間にか、私も、ミアータに乗ることになっている。

しかし先日、横浜環2で見てしまった。一見、フルノーマルのRA63型セリカ初期型(トヨタの最後の良心と呼ばれている時代のFR。DOHC4気筒ながら8バルブの18R-G・YAMAHA製)を。懐かしくて、追いついて行ったら、ワイドトレッドゆえに、ベッタリ這いつくばっている(車高は車検に通るレベルなのにかなりメンテしてる・かつて後輩が同じRA63型カリーナを乗ったが、トレッドと車高の差で、少々別物)。私が乗っていた平目だ。2号車でやっと追いつけた。速い。しかも、デザインがCrazy!アメリカンが喜ぶ筈。これの派生型RA64型で、大好きな日産ブルーバード510・バイオレットの歴史を塗り替えて、WRCのサファリラリーを何度も制覇しているボディーがしっかりした子。少々重くてアンダーが強いけど、箱根では、AE86は当然、FC3Sも着いてこれなかった化け物(当時は、集団での暴走族よりよほどうるさく、警察さんから暴走族と間違えられて、逃げなければならなかった。しかし、捕まらなかったくらいに速かった。彼らのチューンド・クラウンよりも。時効ですね)

信号待ちで、横に付けたら、なんとスーツ着てやがんの!本当に好きなんだな。少し火が付いてしまった一瞬。

どうも、旧友にやられたようです。

私は、一応大人。法令順守で、ゴールド免許のままで、愉しもうッと。