鉄骨階段にタキステップ➀のつづきです。
下地も終わり、ようやくタキステップ取付け開始です。
正式名称 防滑性階段用 RAステップ(タキロンシーアイ㈱)を使用します。
タキボンドと、端部をおさめるタキシール。
こうして、写真におさめて、受入れ検査・トレーサビリティー用として確認・保存。
所定の長さに合わせて、
カットしていきます。
まずは、これだけ裁断しました。
踏み面・蹴込み部と、タキボンドを塗っていき、
エアを抜くように、そして密着するように、ローラをゴロゴロと。
余ったシートをその階段なりにカットして、2段目の施工。そして、どんどん上へ。
(水が入らないように、下から先行し、上から被せておさめていきます)
ジャ~ン。この箇所を貼り終えて、
ここも、平場(平面部)との溶接部を残して形になってきました。(端末シール済み)
こちらは、端末部をタキシールで、シーリングするために、マスキング。
工場で製品は作れても、こういう箇所は、現場ごとに寸法・状況が違うため、職人さんの腕にかかってきます。
はい、昨日はここまで。
最上階共用廊下は、屋根が無いため、この防滑性ビニル床シート タキストロンを貼っていきます。
あとは、完成写真を追加しておきます。
ちなみに、以下は以前施工のもの
現在、室内の工事中で、何度も昇り降りしている階段。
こちらは、10年ほど前に、踏面と、平場部だけの施工させていただきましたが、いまだに弾力性があり、コツンコツンという鉄骨階段特有の音もなく、剥離も出ていません。
(私的には、4階分、荷物を持っての昇降なので、膝に優しく、次の日に膝痛に悩まされずに済んでいます。ありがたや)
こちらは、現在工事中の建物の別の階段。
やはり、踏面部のみ施工してありました。
かつては、蹴込み部までのタキステップって、なかったんだっけ?
それとも、当時は非常に高価だったのか?
いずれにしても、雨染み・防水性を考えると、今後は蹴込み部も含めて、施工を薦めたほうが良さそう。
一方で、鉄骨のみの階段こそ、靴音が響く・サビで劣化が速まるので、早めの施工をお薦めします。(サビサビになってしまった鉄骨階段は手に負えないケースがあり、階段ごと丸ごと、取り換えざるを得ない。新築時と違い、既存の撤去費用・吊り込んで入れられない箇所では、分割して人力で持ち上げて、組み上げていかなければならないので、金額が高くなりやすいので。それを宣告しなければならない私達も苦しい)