既に、9割以上の工事を完了し、あとは、大手建材メーカーによる、カバー工法の玄関ドア2本を待つのみの状態。
(2か月以上前から、発注済み)
こちらの住居も、入居する方を待つのみ。
待ちに待って、ようやく玄関ドアが届きました。
(スーパーゼネコンを筆頭に、オリンピックへ向けての受注量が多すぎて、開催に間に合わせるために、多くの発注をしているとういう話は聞いており、その分、一般の建設会社・工務店へはどうしても納品・施工が遅れがちとの噂)
あまりにも遅すぎて、オーナー様を守れないために、その会社でそれなりの立場にある友達に、仕方なく、飛び越して納期・工期を早めましたが・・・
建材メーカーの施工を手掛ける方は、他県から来ました(取付けも忙しい状況)。
ところが、外側の枠を付けてから、内側の枠を付けたところ、問題発生。
内側の枠の奥行きが短かった。
各ドアごとに、寸法が微妙に違うため、すべて採寸した上で、工場へ発注していますが、今回残念ながら、寸足らず。
すぐに、新たな部材を送ってもらい、取りつけていただく段取りをしましたが。
オーナー様のためにも、私は間違いの言い訳よりも、どのような手段で、素早くリカバリーすることしか考えていませんが、建材メーカーさんは、言い訳ばかり。
(オーナー様、誠に申し訳ございませんでした)
結局、後日、北陸の工場にて、製造して送ってもらうことになりましたが、
仕事を請けた支店からの図面は、合っていた。工場での製作間違い らしい。
オリンピック関連の施設は、2020年よりも早めに出来上がらなければならない。
それを施工する、いわゆるスーパーゼネコンをはじめとした勝ち組も、かなり忙しいらしい。
(その逆で、土着のミニゼネコンは、仕事が極端に薄くなっている傾向が強いようです)
建材メーカーさんは、人手が足りず、間違いも起きやすいほど、忙しい状況が手に取るように理解できます。
今後の淘汰へのふるいかけは、しっかりと始まっている。
中途半端な規模の会社は、社員という固定費が高過ぎ、負担が大きいでしょう。
東京オリンピックに湧く建設会社と、地域で老舗と呼ばれる会社の差を、建材メーカーのミスから、何となく感じられた一日でした。