床材が不足して、ものを待っての大工作業。
年度末に向けては、毎年忙しく、賃貸物件においては、一日でも早い工事完了が、オーナー様・借り主様とのマッチング時期なので、皆に頭を下げて、協力してもらっています。
時間が勿体ないので、合い間に手間(お金)が掛かっても、第一次クリーニングも。
建具屋さんも、親子で。
しかも、怪我した身体でも。頑張っています(職人としての意地〈プライド〉としか思えません)。
仲介に入る方は、とりあえず出来上がっていれば、安ければ、いいんだ的考えが垣間見える。
一方、この建具屋さんは、自分の仕事にプライドを持っているので、どんな仕事でも真剣勝負。
せめて、こちらで手伝えたのは、建具全般の引き上げ、加工場への持ち込み。
大工さんが終了した次の日には、クロス屋さんも、早速朝からパテ処理。
職人さんそれぞれが、忙しい時期にもかかわらず、こちらの指定した期日に合わせようとして下さる心意気には、本当に頭が下がります。
この部屋は、ピーリングで、本来ならば下地ベニヤを捨て貼りしたいところですが、コスパと同時に、小さな空間なので、パテ処理作業の多さを、無理してお願いしています。
我々の立場は、【お客様のため】を優先しつつも、職人さんも大事な仲間。そして、それぞれの想いを、まとめ上げる役として、出来る限り皆が、WIN WINの状態を作り上げること。その建物は、【想い】が詰まった愛おしい建物となると、信じて。