藤塚インター入口からの、富士山、素敵でした

横浜市の道路交通のへそ、保土ケ谷区藤塚インターに、乗る寸前で、車から撮った写真。

藤塚(FUJIZUKA)という地名は、簡単に想定すると、この雄大な富士山が見える点から、元は富士塚だったと考えに至ります(調べなくても、音・ONNで、分かります)。

この土地は、鎌倉時代には、狩場であり、徳川家康が鷹狩りに来ていた本来自然豊かで、山坂の起伏の激しい土地。さらに、新田義貞の鎌倉攻めの際にも多くの兵士の命を奪った土地。現在は、横浜新道の要で、日本一交通量の多い保土ケ谷バイパス(新国道16号線)とすぐに交わるために、一般道と無料の高速道路(下手な有料高速道路よりも立派で走りやすい)を駆使すると、非常に使い勝手の良いインターチェンジです。

そして、この辺りを中心に手のひらのように、伸びていき、山坂の起伏がかなりキツく、国道16号線、東海道・横須賀線、相鉄線を渡りながら、保土ケ谷区各地を、縦横無尽に駆け抜けるには、かなり経験値が必要となります。横浜横須賀道路・首都高狩場線・横浜新道・横浜環状2号線も交錯し、さらに複雑さを増しており、各地域が分断されたようになっていますが、この藤塚インター付近を上手に押さえていくと、時にはそれらの道をも逆利用し、地元民で車に慣れている人には、この上なく便利な土地です。

そうしたテクニックを駆使しながら安全運転を意識しながらも、パッと姿を現す雄大な富士山に、思わず手を合わせてしまう南武蔵人なのでした。