以前に勤務していた会社のために、尽力し、進言し、それがために、『自分が光れない』という理由がメインで、『辞めて欲しい』と言われ続け、5度目は、役員室から、【辞表】を出さなければ、ここを出さないと軟禁状態。
その会社を思い、心配するが故の行動ながら、建設業の体質は古いようで、仕方なく【退職願】を提出し、自分で建築以外のことを行おうと思って、ヒッソリしていたところ、かつてヘッドハンティングを受けた会社から、話があり、いきさつは多々ありながら、『また少しは、建設業界で、自分の力を提供するべ』と。
その後、そこの立ち上げを半ば成功させ、ビル部門でも与えられた任務をこなしましたが、遠距離通勤で大変だし、地元に貢献したいと考え、独立してみました。
そこの会社は、経営陣が硬いのに、営業的に攻撃的で、私には合っていたし、とても勉強になることが多かった。相方も含め、経営陣には感謝しています。
ところが、以前の勤務先は、前の会社での立ち上げ時に、お互いに共有する業者さんに縛りをかけたのか、見積りを提出してもらう日に、皆音信不通に。相方が泣きそうな姿を見て、申し訳なく痛恨の想いだったことを忘れない。
そういえば、その会社に入った次の日に、営業妨害してきた会社の顧問弁護士を、訪問し、
『これまでのお客様の所へ、伺っても構いませんか?欲しいと言われたら名刺を出しても問題ないですか?』
「全然、問題ありませんよ。大いにやられて下さい。そう簡単にはいかないでしょうけど(笑い)」
万が一にライバルになった際のために、言質を取って、確認しておきました。
その後、独立してから、特にこちらから営業をかけるでもなく、少し顔出ししておいただけで、『私に仕事を下さい」と言ったことは、一切ありません。
今現在、当時のものでは無い人脈、HPからの連絡等で、ほぼ毎日、何かしらの連絡をいただいており、かつてのお客様の割合は少ないのですが、相手会社と被っている業者さんの一部で、どうも様子がオカシイ時がある。(推測ですが、圧力なのかな)しかし、他の繋がりがあるので、まるで問題を生じていませんが。
さらに、これから独立される方にも伝えたいのですが、
【これまでのお客様は、その会社の財産なのか?それとも、自分の財産なのか?】
回答:基本的に、その会社に帰属するものです。
しかし、そこへ依頼するのが嫌で、こちらにお客様からご連絡をいただいた際は、その時点で、どちらのものでも無いという事実です。選ぶ権利を有するのは、お客様ですから。
それを、いまだに自分の会社のお客様を荒らしやがって・・・というのは、おかしな論理です。
仕事の依頼を受けた時点で、お客様がこちらを選んだ訳ですから、こちらが必死に、誠実に仕事を遂行するのみです。
どんどんと、時代は流れます。
かつてのお客様は私の所へ、こんな事でも?と、お問合わせの量が増えてきたのも事実ですが、そうは言っても、クレーム産業と揶揄される建設業界は、ミスや良い対応をできなければ、すぐに同じように、他の会社へ問合わせされることでしょう。
勘違いしてはいけないのは、かつて施工させて頂いた方を、ずっと、自分のお客様と思っているのは、自分勝手な考え方です。
お客様は、よく見ています。
そして、星の数ほどある建設会社。どこの会社を選ぼうが、お客様次第なんです。
黙っていても、同じ地域で仕事をしているので、嫌でも様々な話が伝わってきます。
近頃、弱小の当社対策として、業者さんの仕事の機会を逸してまで、何を怖がっているのだろうか?
そんな事に力を注いでいる前に、やることがたくさんあるでしょう。そういう将来を心配して、意見させてもらっていたんです。人数が多く、年齢層が上がり給与基準を下げられない。いやが上にも、固定費が掛かってしまう。それは解っていた事。そのために、【ビジョン・営業戦略・営業戦術】というものがある。大丈夫なんですか?
当社へのイジワルはまだまだありますが、もうじき4年。そろそろ、自分の足元をちゃんと見直した方が良いと思います。同時に、あなたがたには、業者さんの仕事の機会を逸することは、罪だと考えます。
その都度、新たな協力して下さる業者さんに、当社は仲良くしてもらえ、厳しい時期が来た際に、今、頑張ってくれる・頼れる業者さんにお願いするのが、当たり前です。
少しだけ居た会社も、現在、私の関係からお願いしてきた業者さんに依頼しているそうです。
それと、当社の分が無くなると可哀想です。
よく、電話来るんです。『小川名さん、何か仕事ないかな?この先、少し空いちゃうんだけど』と。
彼らの将来まで、心配しているのか? 建設業界では上下関係は一般的ですが、信じて付いてきてくれている職方さんの生活が心配にならないのだろうか。その分、必死で長年かけて彼らのために仕事を作る努力をしているのか。
小川名、目立つ ⇒ 辞めさせた ⇒ 小川名居なくなったら仕事が減った ⇒ 小川名が悪い ⇒ 彼らは空回りする ⇒ 近頃、やけに以前の私のお客様からの電話が多い ⇒ さらに、リピーター・口コミで、当社にさらに元のお客様が流れ込む ⇒ 相手がどうなろうと自業自得(こうなる日を読んでいたので〈故に進言していた〉、助けることも考えていたのですが、図体が大きすぎて助けきれない。陰で打診してきている人は検討中。職人さんは私に力がある限り助ける)
だとしたら、悲しすぎる。
【会社は、経営者なりにしか成長しない】
これ以上、業者さんを泣かすなら・・・(そういうのが本当に嫌いなので)