10年弱前にも雨漏りを直し、しばらく止まっていましたが、また、先日の強風を伴う雨で、ご覧のように。
水掛け試験は、場所を特定しやすいように、下の方から水を掛けていきます。
上空を飛行機が飛ぶため、防衛施設局の補助金により、防音サッシ・ロスナイ(熱交換型換気扇)等を取り付けられた際に、そこの業者さんも雨漏りを誘発させてしまい、手をこまねいたらしい。
このサッシを入れ替えた一帯を水掛けしてみると、
建具枠上部の繋ぎ目から、ポトポトと水が落ちてきました。
さらに、この真上(2階)の防音サッシ枠のジョイント部に、水を掛けると、左右どちらからの水も、同様に、ここへ落ちてきました。
全面的に水掛けしていくなかで、お客様が予測していなかった3ヶ所からの雨漏りは確認できましたが、一番の大物。
そう、この京壁を上部から水が伝わって、垂れる雨染み。
怪しい箇所は、丹念にすべて水を掛けましたが、出て来ないので、横伝いで流れてくることも想定して、すべての箇所に水を3時間弱掛けましたが、恥ずかしがっているのか、どうしても、複合的雨漏りの一番の大物さんが、姿を表してくれませんでした。
仕方なく、しばらく様子を見ていただくことに・・・。他の3ヶ所の原因箇所を直しても、メインの雨漏りを止められるとは限らないので。
こうしたことは、よくあることです。また、出直します。
逆に、ホコリ等で止まっているケースもあるので、これ以上、雨漏りしなければよいのですが。