本日は、雨。急に美味しい魚を食べたくなったので、午前早くに書類作業、経理作業を終えて、駿河湾の海の幸が集まる沼津漁港へ。
目指すは、【沼津みなと新鮮館】のその周辺。
近頃、忙しくて行かれませんでしたが、長男も大好きだった新鮮館へセレナでひとっ走り。
みなと新鮮館のデッキ広場から、沼津港を見ると、漁船がいっぱい。
遊覧船も2隻、停泊していました。
午後3時頃にもかかわらず、まだ水揚げされた魚介類をフォークリフトで、トラックに積み込む作業をしていました。
【ラブライブ!サンシャイン‼】の聖地なようで、可愛い彼女らがたくさん、登場していました。
2ヶ月ほど前に、子供が見ていた、【μ’s】の【ラブライブ!】を眺めていたところ、はまってしまい、眠ることを忘れ、ぶっ通しで、すべて見てしまいました。
【ラブライブ!サンシャイン‼】の存在を本日知り、これも見たいと思ったのでした。
雨がたたきつける中、ウロウロして、気になったお店があったので、入ってみました。
【沼津かねはち】さん。
私は、しらす、桜枝えび、各種新鮮魚のてんこ盛りの【駿河丼】。ヤバい、美味い!
息子は、【いくら丼】。これも絶妙な味付け。旨い。
娘は、【地魚天丼】。エビ・キス、サバ等プリップリッな食感。これもウマい。
妻は、いつも定番の【海鮮丼】。
これも、美味しかったな・・・。
【沼津 かねはち】さんは、食材・鮮度・さばきはもちろん、内部の雰囲気、外部のシンプルなデザインも、素晴らしい!
色々と魚が美味しい土地がありますが、駿河湾の魚は、格別です。
魚が美味しい理由を調べてみると、先ずは湾の広さと、圧倒的な深さが起因しているようです。
駿河湾は、最も深いところで、水深2,500mで、圧倒的に日本一深い。
(2番目が、我ら神奈川県の相模湾。3番目が、富山湾。どこも美味しい魚で有名ですね)
静岡県おさかな普及協議会さんが、発行している旬の魚カレンダー。これ、欲しいな・・・。
海と日本PROJECT ㏌ 静岡県の説明によると、さらに、以下の下りが、(以下引用)
《駿河湾は世界でも有数の海底勾配が急な地形の湾ですが、黒潮系海洋深層水・亜寒帯系海洋深層水・太平洋海洋深層水という3種類の深層水が存在します。これらには清浄性、無機栄養塩類が豊富、低温安定性という特徴があり、商品開発や産業利用が進んでいます。
また、富士山の雪解け水が湧き水となって湾に流れ込むことも、駿河湾の恵みと考えられています。》
こうして論理的に書かれると、確かに魚が美味しい理由に頷けます。
富士山の伏流水は、何年、何十年とかけて、地下を流れて、駿河湾へ。その間に、火山性特有のミネラル分が溶け込み、プランクトン達にとっては、美味しいご馳走に違いない。さらに、それを食している魚さん達も、同じ想いでしょう。
日本一高い富士山(3,776m)と、一番深い箇所の水深2,500mを、単純に足すと、6,276mも高低差があります。駿河湾はあらゆる意味で深いな。
【沼津みなと新鮮館】と、最初に出会ったのは、2009年に出来たばかりの新鮮館に、ふらっと伺った際に、とてもリズミカルな【沼津みなと新鮮館】がずっと流れていて、1分弱で、頭にこびりついてしまった。さらに、そのCDを惜しげもなく、どんどん配ってくれ、我が家にも2枚あり、沼津へ行く際は、常にこの音楽を流しています。
音楽『沼津みなと新鮮館』は、飯田徳孝(いいだ のりたか)さんの、作詞・作曲・編集・演奏・歌と、すべてこなされていますが、ただの広告的CDと違い、音楽自体にパワーがあり、聞くと何故か元気にさせてくれます。
本日、トイレで流れていた、飯田徳孝さんの新たな歌、受付に言えば、もらえたらしいです。
基本的に非売品のため、次に伺った際に、必ず声を掛けようッと。
その後、寄り道しながら、函南町丹那地区の【酪農王国オラッチェ】に、寄りましたが、残念ながら、閉館時間に数分間に合いませんでした。
しかし、周囲は田んぼ、畑が広がり、牛さんもたくさんいます。
向かいには、とても大好きな牛乳、丹那牛乳の工場・即売所があります。(丹那牛乳:函南東部農業共同組合)
ややもすると、脇を通り過ぎてしまう盆地。
周囲を山に守られ、
稲作が、ずっと続けられています。
この付近のお米は、全国区的に有名では無いかもしれませんが、美味しさのレベルはかなり高いですよ。
我が地、武蔵。それに続く相模の国も誇らしいですが、さらにその先の伊豆、駿河の国は、いつ行っても、ワクワクさせてくれる、愛すべく地域です。