私のお客様に、かなり多くの方々が、大切な方を失った方々が多くいらっしぃます。
私も、父・義母をはじめ、身内で何人もを踏、見送ってきましたが、今回ばかりは、自身の長男ということもあり、【踏ん張ろう】と、踏ん張りながらも、大切な方を亡くした方への気持ちを、心から理解できるようになりました。
49日法要、納骨と、皆様のお陰を持って、無事に済ますことができましたが、子供を亡くすという辛さを、多くの方々により、家族一同、どれだけ救われたことか・・・。
【現場】があったから、気丈さを保っていられましたが、皆様、優しいんですよ。
49日法要を待ったかのように、一気に仕事の依頼が溢れています。
通夜・告別式では、彼の日頃の行いからか400人以上の方に、見送っていただき、毎日のように仏壇にお線香をあげて下さる方々によって、ややもすると、くじけそうになる妻・残された二人の姉弟がどれほど助けられてきたか。
この場を借りて、心より御礼申し上げます。
【自分がその立場にならいと、その辛さは解らない】とは、本当で、今さらながら、大切な方を亡くされた方の気持ちが、痛いほど解るようになりました。
そして、我々の気持ちが落ち着く時期を考慮して、49日を過ぎてから、堰を切ったように、多くの方々から、多くのお話を頂戴しております。
なんて、優しい方々に恵まれているんだろう。
これが、残された人間の本心と同時に、彼が必死に仕事に、人に。愛情をもって接していたことから学ぶところ大です。
その彼の行ってきた思考・行動を改めて見返して、我らが一丸となって、その意志(心意気の一部)でも、実践していかなければ、天国の彼に恥ずかしいと思う、今日この頃です。
そして、大切な方を亡くされた方の気持ちを、共感でき、そのために『聞くこと』ができる自信がつきました。(彼の死を決して風化させない。隣人への愛を痛感しています)