駒大歴史学科 創立九十周年記念フォーラムへ

本日は、2件の見積り提出、そしてお仕事を戴いてから、親子2代で同じ大学、同じ学部、同じ学科の、記念すべく90周年記念へ出席しました。

駒澤大学の門を入ると、リニューアルされた1号館。

同じく出席された方も、懐かしいらしく、写真撮影していました。

駒澤大学文学部歴史学科は、なんと90周年を迎え、記念フォーラムを行い、多くのOB・OG・在学生(合計すると10,500人)が、パネラー・トーク招待者と、皆歴史学科卒業生で開催されました。(この歴史学科は、駒大の牽引役としての役割を古くから担っています。そして、珍しく、日本史学・世界史学・考古学専攻との垣根が極めて低い長所があります。当然、駒大といえば仏教学部ですが)

ディスカッションを聞きながら、話される方は当然、OB等の聴衆も極めて温厚で、優しさに溢れた方々ばかり。

彼の写真を机上に置き、一緒に話しを聞き、楽しんでいました。


歴史学会でも重鎮の二人に、親子して教わったこと、彼が卒業論文で大変お世話になり、大好きだったゼミの恩師に感謝の念を伝えながら、彼の死の報告。

記念すべき場を暗くする訳にもいかず、【ご祝儀】をお持ちしながら、明るく接しさせていただきました。

とても、驚いている姿に、大学時はいい加減だった私と違って、真面目に授業を受けていたのだと痛感しました。

真面目な彼は、歴史的資料の蔵書数が多い、この図書館へよく通っていました。

彼が、写真部部長として学内のイベントの撮影をよく依頼されていた、写真部のある建物。

もともとは、この耕雲館に開設された歴史学科(当時は地歴学科)も、気が付けば歴史的建築物として、重要文化財になったそうです。

今は、品格がありつつも、やさしく仏教・曹洞宗のことを伝えてくれる建物にリニューアルされていますが、私の頃は、地下が【購買部】、上階がお釈迦様を拝める静かな空間で、よくここで寝ていました(バチ当たりですね)。でも、心地良かった。

笑顔で会話する祝賀懇親会に、彼の死は重すぎるので、出席をご遠慮し、1号館を通って、帰途へ。

そうだ!このあたりで、昨年の卒業式の記念撮影に君は居たね。図書館を中心に正門方面を見渡せる景色。

一番上段の右側に、大きな図体で立っていたね。オジサン顔で。

本日は、久々に東急田園都市線・新玉川線で、往復。

その途中には、昔と変わらない筆跡で、国道246号線からよく見える【駒澤大学】の看板。

メンテナンスされていますが、この母校は、歴史・伝統を大切にしてくれている素敵な大学です。

歴史学科の教授陣、学院生、歴史に強い出版社に勤務されている方々が、一意専心に【歴史学】を愛し向き合っている姿勢を絶やさずして、過去を紐解かれている姿に誇りを感じました。何かあれば、聞きに行こうッと。

そして、我々は、ここで学んだ【歴史】の結晶を、俗世において、先の歴史を創るべき人間でありたいと、誓うのでした。

皆様、本日は、誠に有難うございました。駒大歴史学科よ、永遠に。