森の中ならいざ知らず、庭木もややもすると、一気に繁茂する夏場。
【自然】と、【手入れ】とのバランスが案外と難しいもの。
カーポートの屋根もやり替えるので、伐らざるを得ない枝を、チェーンソーで伐り進めていきます。
(しかし、昔から大切にして思い入れの大きい樹木が小さくなりすぎることに、親御さんは気持ちの抵抗があるため、残さなければならないものをお聞きしながら)
ポリカーボネートの波板の取付け上、話を上手くしながら、バサバサとカット。
準備を終えた板金屋さん(屋根屋さんの作業が本格化。この方、手際が物凄く良く作業が早い)が、早速波板を張りはじめ。
のんびりやっていると、追いつかれてしまうので、リズムよく素早く。
一方で、剥がれかけていた下屋根も剥がして、木下地作り。この作業も早い。
道路側に伸びた樹木も、この際、枝元から伐採。
トラックへの運び手も、2人掛かりで。
さらに、隣地側と、隣地から自然発生的に生えて大木になってしまった枝を、許される範囲で枝落とし。
駐車場の屋根作業も、着々と進行。
途中で、チェーンソーのギヤが壊れ、のこぎりで切ることに変更。
樹木を一気に斬り倒すと、非常に危険なので、上部の枝を細かく落としながら、根元方向へ移動しながら。
鉄骨で製作物のカーポートは、垂木の部材寸法が違い、持ってきたフックでは届かず、
『また、明日出直すは!』と。
だいぶ、枝先を落とし、手頃な大きさで切断。
枝落とし、伐採作業は、その日のうちに無事終えて、次の日は、残った屋根の仕上げ作業。(ヘルメットしないと、危ないですよ)
下屋根の張替えも終わり、樋も取付け。
(破風板は、あえてかつてと同様に、無垢材のままにしておきました。基本的に木材と、塗装はあまり相性が良くないし)
鎧張りが欠損していた箇所は、ついでに無垢材で直し、他の箇所と合わせるため塗装。
ついでに、塗装が剥離して目立つ箇所もタッチアップ。
はし・ハサミ・鉛筆・書道と右手に矯正されたため、普段の生活には不自由していませんが、工具も含めて、刷毛はこうしてみると、左手を使っていました。
(ちなみに、のこぎり等は両方使えるので、体勢をあまり変えることなく、作業が出来て、かなり便利に出来ています。矯正してくれたことには感謝しています。当時は泣き泣きでしたが)
下屋根部はこれで完了。
カーポート屋根も終了しました。
隣地のビルも見えるようになり、だいぶスッキリしました。
ビル側からは、2本の高木を根元から伐らせていただき、逆にビル側に越境していた枝葉も、落とさせていただき、お互いに空が広がり、喜んでいただきました。