建築後25年の5階建てのマンション。
屋上まで登ると、さすがに風が強い。
この落下防止フェンスも外れかけていました。
縦格子フェンスパネルを取り換えるに当たって、調べたあげくに、やはり同じ商品(後継品)は残っていませんでした。
しかし、直さないとならないので、先ずは強固にハマった笠木を取り外し。
青空のもとで、縦格子もちぎれるように、外れていました。
(幸い、地上に落下せず、屋上内に落ちていました)
フェンス一枚を取り換えて、笠木も交換。
何故か、似た形状のブロンズ色が無く、オータムブラウン色でしたが、あまり、違和感、無いでしょ。
一緒に、他の箇所も、ぐらつき始めていたので、それらを抑止する意味で、控え柱を取り付けて、今後の台風の時期を乗り越えられるように。
(何よりも、こんなものが、落下飛散したら、危険な凶器になりかねないので)
アスファルト防水の上の、シンダーコンクリートに、コンクリートボンドをたっぷりと塗って、縁石を付着して固定。
【控え】とは、縁石にアンカーボルトを打ち込んで緊結。
縁石のような既成コンクリートは、現場打ちコンクリートと違い、コンクリートの強度を出すために、最良の環境で作られるため、穴を開けるのも一苦労。
※大成ユーレットさん・大成パルコンさんなどで有名な、既成コンクリート(プレキャスト コンクリート)は、設計上の制約もありますが、頑強さでは、現場打ちのコンクリートは適わない。