世間は休みで、どうにもならない時に限って、水廻り等が故障する不思議。
今回も、取付け後10年前後のタンクレストイレ INAX サティス 、水が流れっぱなしのままで、止まらないと。
伺ってみると、確かに。
一応、下調べして、ダメ元で、床の止水コックを閉めて、トイレ左奥のカバーを外し、黒の円筒形をしたストレーナー(水道管から侵入してくるゴミ・砂等を茶こし的に取り除く役割)を、反時計まわりに回して、取り外し。
洗面化粧台を借りて、そこで、分解。
ステンレス製のクリップを外すと、2分割でき、それぞれをキレイにお掃除。
(道路での水道工事等で、流れてきただろうゴミがある程度入っていました。上下にパカパカとスライドするバルブも掃除して、開閉動作を確認)
もとに戻して、止水バルブを開けると、同じ状況。何度か【流す】ボタンを押しても、ウンともスンともいわない。
仕方なく、お盆真っ只中だから、なかなか繋がらないだろうと思いつつも、LIXILお客様サービス 修理受付センター(0120-1794-11)に電話しながら、何度か、【流す】ボタンを押していたところ、便器がキュルキュルキュルと音をたてて、汚物排水の時の動きあり。その後、水溜め工程に移り、なんと、水が止まりました!
ストレーナーを掃除したことで、水圧が上がり、固着しかけていた電磁バルブが、動きだしたのかも。
何より、運が良かった。お客様と喜びあいました。
ちなみに、あとで調べたところ、㈱LIXILトータルサービスさんは、8月13日~15日までは、電話受付はお休みでした。
インターネット等をされないご高齢の方のためにも、電話受付してくれないかな・・・。
世間は休みを奨励されているので仕方ないかもしれないけれど、お客様は、売りっ放し感を感じることでしょう。心配なので、TOTOメンテナンスを調べてみたところ、時間内は電話も繋がるようです。
LIXILの100年クリーンは、素晴らしく、保証期間も長いのに勿体ないな。
商品としてのレベル・営業の対応力・企業(事業)存続の予測・こうした後々も含めたトータルを見据えて、我々はその時々に良いメーカー・商品をお薦めしています。(選定眼も我々の仕事)
それにしても、キレイに使われていらっしゃる。我が家でも見習いたいけど、難しいな・・・。