水道の検診者のご指摘により、漏水しているのは間違い無さそうですが、配管を何度か改修しているため、どこから漏れているのか解らなかった。
(お客様から委任状をすぐにいただき、水道局へ行き、配管図面を入手しましたが、その後に工事されただろう図面が追記されていなかったため、その配管探し)
そこへ繋がっていると思われる、外水栓をドライバーで叩き、その小さな音を、聴診器のようなもので、聞き取っています。
ある程度、あたりを付けてから、土堀り作業。
私も一緒に掘り進め、
ようやく1本の鉄管が出てきました。
(でも、これはガス管?)
これをよけて、複雑な給水配管が出てきました。
右側の新しい給水管の先に、屋内に入り込む鉄管と接続されていましたが、この先の腐食が激しすぎ、簡単には直らない。
お客様と相談しながら、ここで、切断し止め栓。
結果、建物内部の水道管は使えなそうなので(これで数度目らしい)、このあと、基礎より外側から、分岐して立ち上げて、必要な箇所に、穴をあけて、直接蛇口へ。
これ以外でよくあるケースが、屋内の給水管が古すぎる場合、外部の配管を新設し接続した後に、水道管内部が動脈硬化的に、サビで内径が小さくなっているため、弱い箇所が、破裂することがよくあるため、修繕工事の計画・決断には慎重さが必要です。