新型コロナウイルスの影響は、計り知れないものがあると同時に、これまでに亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
一方で、そろそろ皆様もご存じでしょうから、お伝えしますが、商社から日々送られてくる速報では、便器本体・洗浄便座を中心に各メーカー受注停止。ユニットバス・キッチン・洗面化粧台・混合水栓・エアコン他(ものによっては電気部品がはいっていないものも)、標準納期からかなり乖離しているものも数多くあり、2月、3月の引渡し、今年度完成工事に間に合わずに困っているのが、建築業界の実態です。
私がよくお薦めしている、ピュアレストEX。
(タンク式のため、ウォシュレットが壊れたら、そこだけ交換。タンク内の部材もメンテしやすく、災害時などに水道水が止まった際にも、タンクのふたをあけて、バケツの水を入れれば、自動洗浄が可能)
最初はウォシュレットのみが、受注停止になりましたが、今では、便器本体ですら。
トイレ・ウォシュレット・キッチン水栓・シャワー水栓などなど。
当社としては、緊急で来られるだろう当社のお客様の分を賄える程度を、他の方があまり考えないだろう手法で、何とかかき集めました(買い占めする量ではありません)。
ドイツのDURAVITも、最後の2セット。
先日も、給湯器がパンクしたお宅が2件ほどあり、物流が遅くなっているなか、何とか給湯器は確保でき、また今のところ、まだ大丈夫なようです。
しかし、近頃はアンテナを張っているため、すぐに必要なもので、残り数が危険なものから、随時購入していきます。
これは、ほんの一部です。
それにしても、【世界の工場】と言われている中国がクシャミをすると、そこの部品を輸入して使っている製品が、如何に多いのかを思い知らされました。
明日は、東日本大震災が発生した3.11。
あの時も、クリナップのいわき工場、換気扇の雄:富士工業他多数の罹災により、東北地方に頼っているものが非常に多い事を痛感しました。
トイレットペーパー騒動のようなことにならないように、各メーカーさん、対応策を必死に練られている最中です。
他の工務店・建設会社も、ありとあらゆる手段で、対応をされている筈なので焦らないで下さい。
とりあえず当社は、お話を頂いているものへの何らかの対応は出来ています(今のところ)。