国道16号線のバイパス、【保土ヶ谷バイパス・無料の高速道路】は、保土ヶ谷区民、旭区民の方々でも案外と知っている人は少ないですが、実は‟日本一“の交通量を誇っています。
4月4日の土曜日、14時ころ、旭区南部の現場へ向かうために、本村インターチェンジから、南本宿インターチェンジの超短い区間を乗りましたが、ここまで交通量がガラガラなのは、滅多(正月でもここまで空いていない)にないので、『詩、写真撮って!』と、助手席の社員に撮影してもらいました。
週末の自粛要請に対して、日本人ならではのそれにこたえるマジメな一面を、見せてもらいました。
※我らが横浜市旭区は、古東海道(律令時代以前)、かまくら中の道(鎌倉時代初期の最重幹線である鎌倉街道/1本ではなく、いざ鎌倉時に渋滞しないように幾つもの側道あり)、中原街道(丸子・中山・茅ヶ崎線/徳川家康公の頃の実質的東海道/五街道が整備される以前の/その後は東海道の裏街道であり、近道)、発祥は平安末期ごろに遡れると思われる八王子往還(現国道16号線であり、保土ヶ谷バイパス/横浜港の開港以降の明治期は、文明開化・日露戦争に必要な外貨を稼ぎ出し〈関東甲信越地域の絹製品輸送時の重要幹線〉、戦前戦中時は、厚木飛行場・厚木飛行場・瀬谷通信隊・相模原基地・その他軍需工場と、軍港横須賀とを結び、戦後はGHQにより、さらに整備された)と言われた現国道16号線などが、長い歴史の間に、重層的に【道】が織り重なった極めて重要な地域でした。今でも、大小様々ながら、いくつもの道が数方向に直線的に走っています。
ただし、大好きな相模鉄道(少し前までは営団地下鉄以外では、日本一の乗客輸送密度だった)が、旭区を東西に貫き、踏切り・跨線橋の数が少なく、さらに、西谷駅から東京への相互乗り入れを始めてからは、ダイヤが乱れ(今、ローカルで問題になっている)、踏切りが込み合い、保土ヶ谷バイパスを使ってのショートカット率が高まっています。
相模鉄道の地下化、道路の高架化が計画されていますが、実行されるのかはまだ分からない。