【不動産】【金融】とも、共同で

【建設(建築)】は、土地が無いと建築できない。
【金融】での融資がなければ、全額現金でないと、建築できない。

つまり、建築においては、【不動産】【金融】との連携が不可欠です。


これまでに、多くの戸建て住宅・ビル・収益型物件の新築・建替えと行なってきましたが、その際に外せないのは、土地を購入する際には【不動産業】は、絶対に欠かせない。

同じく、ローンの相談には、【金融機関】、銀行・信金・信託銀行等との連携(全額現金支払い以外)がないと、【建築】は存在し得ない。


【建設業】【不動産業】【金融業】と、トータルで、一つの会社で一通りできると、お客様はラクで良い。
その代わり、全ての資産(投資)を任せてしまうため、当たり外れもあるかも知れない。


【空き家】【空室率の上昇】も、建築後の建築主様、相続を受けられたお子さんにも、悩みが絶えない。

新築時には、その時期の【景気動向】、【金利】、【不動産状況】等をシュミレーションして、先々の事はあくまでも【予測・推測・想定】として、行なっている。
また、そのシュミレーションが、建設側(不動産・金融含む)に都合の良いもので、お客様を自社に誘導するための設定により、利益が上がらず売却している方、最悪は破産している方もいる。


先行きが不透明なこの時代、新たな不動産投資を積極的にはお薦めしていません。なぜなら、今回の新型コロナによる影響や、グルーバル化した世界各国の政治・経済状況による思わぬ影響を受ける可能性が大きい。(良い方向に転じればよいが、悪い方向に転じた際は、目も当てられない。よほど先が見えている方でないと、半ば伸るか反るかのギャンブルに近いかも)


当社では、良心的な、不動産のプロ・金融のプロと連携して、それぞれにチェックし合い、既に建築されてしまった建物(賃貸物件・収益物件)の、最良な維持管理、メンテナンス、場合によっては売却・購入。当然、相続対策。既に相続された物件への対応も行なっていきます。  


お客様から見て、建設同様に、不動産屋さんのイメージは、海千山千のイメージを持たれている方も多く、どこと付き合ってよいか解らない。(不安で仕方ない)

金融においても、すでに地方銀行のいくつかが事実上の破綻をしていますが、破綻した場合を想定すると、恐いと思います。国からの1,000万円までの担保があっても、1,000万円といえば大金ですが、ある一定の富裕層からすると、ポケットマネー程度に過ぎないかもしれない。しかし、それらの運用を間違えれば、大きな損失。貸し剥がしも恐怖。また、相続時にスッカラカンならまだしも、被相続人が支払えない額の相続税に苦しんでいる方もお見かけします。


そうした中で、お互いにチェックしあって、『本当に大丈夫なの?』を、ある一定の距離を保って付き合わなければならないと考えます。

建設も、不動産も、金融も、ケースごとに、得意不得意としている会社が違ってきます。

お客様に相談された際(以前から多く、紹介している)に、どこを選ぶかをその都度考えて、ご紹介しています。
紹介するということは、10年後、20年後、30年後も、お客様にある程度喜ばれていなければならない。(こちらも信用を失いかねないから)

最後は、【人】、【組織】の信用に他ならない。
やはり大手は立派だと思いますが、時には撤退、撤収もあり得る。
地元業者にしても、資金繰りの不安、次期経営者の資質によりけりです。

そういう当社も、次期経営者を誰に(一般的には子供ですが)に向けて模索中です。いくら息子祖でも、絶対的に建築に合わなければ、経営権を委譲してはならないと考えます。

【会社は、その経営者なりにしかならない】は事実なので(嫌というほど見てきている)。
よって、共同で付き合う相手もシッカリと選ばなければならないと考えます。