※2020年10月11日現在、台風14号、南へそれてくれました。
現在、沖縄西方の熱帯的圧が、台風8号に変わりました。
2018年、2019年と、強大化していますが、今年はどうなるのか予測出来ませんが、日頃の備えと、上陸してしまった場合の対応も、気が引き締まる思いです。
台風による、強烈な風を伴った大雨。
そして、雨漏り。
水掛け試験の上、根本的な対応だと高額になりすぎるため、シーリングで止めていく作業を、今年も既にたくさん行なっています。
雨漏りの原因に多い、下屋と2階外壁の繋ぎ目を『排水機能を止めないように、それでいて雨水が浸入しにくいように』して、
瓦の下地にも問題があったため、瓦も上記同様にコーキング。
こちらのお宅でも雨漏り。
塗装替えの時期ということもあったので、足場を掛けて、水掛け試験で水が出た要因5ヶ所と、それに付随する箇所を『排水出口を止めないように、雨を止める作業』
台風で倒れかけた塀。まわりに影響がなくて何よりでした。
既存のものを利用しながら、補強工事。
風の通り道にあたってしまったところでは、このように棟板金が多く飛散しました。
瓦をも吹き飛ばしてしまう台風の威力の前では、自然の凄さを感じるしかありません。
上手く落ちてくれて、人に怪我をさせることは無かったのがせめても。
カーポートの屋根が飛ぶのは、非常に多い。
(基本的に、全体が破壊されないように、ある程度の風速でポリカーボネート板が、飛ぶように設計されている為)
波板は、すぐに用意できるけど、ポリカの平板は少しお待ちいただくことに。
風が通りにくい塀(フェンス)では、こんな光景が当たり前に。
アルミフェンスも、案外と多く倒れます。
こちらのビルでは、2018年の被害時に、南面・東面と工事し、台風による雨被害が止まり、
2019年は北面と、西面を作業し、今のところ台風被害は出ていません。
風の通り道では、元施工があまり良くないサイディングは、簡単に吹き飛ばされてしまった。
今現在、梅雨での雨漏り、今後台風被害を受けそうな物件の対応をしておりますが、よほどの台風の際は仕方ないですが、日頃の心掛け(建築屋も含めて)で、被害を最小限に食い止められます。
事前に準備をしておきましょう。(こういう事は、少し悲観的なくらいが丁度良い)