和式便器から 洋式便器へ

コロナ禍により、トイレのスタイルも見直されてきています。

洋式トイレだと、一般的にはフタが付いているため、水を流した際に【菌】や【ウイルス】が飛散しにくく、衛生面で優れています。


工事前は、このような和式便器でした。

※この記事は、息子(次男)が書いているのですが、写真のように一段上がった和式トイレ形状を、【汽車便・きしゃべん】と呼ばれていることを、初めて知りました。

時代の変化って怖いですね。

先ずは、コンクリートのハツリ作業。

一段上がった部分を、ハツリ終わりました。

このスペースだけで、ガラ袋にして約12袋分ものゴミが出たので、驚きました。

※土を掘った場合には、体積にして1.2倍~1.3倍に膨らむそうです。

 

お客様より急遽、この長尺塩ビシートを張ってほしいと言われ(計画では、塗装仕上げの予定)、私と父で初めての床シート張りに挑戦しました。

それなりの仕上がりになりましたが、やはりシート屋さんには、敵いません。

職人さんが当たり前に、やっていることの凄さを改めて、実感しました。

スペースに限りがあるため、便器を斜めに据え付けて、座った時に足が当たりにくいようにしました。


腰壁下も、塗装仕上げの予定でしたが、化粧ベニヤを張ることになり、実際に張ってみたら、高級感が出てお客様も大変喜ばれていました。

元々が和式のため、ウォシュレット用電源(コンセント)が必要だったので、分電盤から子ブレーカーを取り出しました。

ちなみに、ウォシュレットには温水を出すために2種類の仕組みがあり、
・ゆっくりと水を温めて温水を貯めておく【貯湯式】
(瞬間的に使う電気は、少ないですが、ずっと稼働しているため、電気代が高い)
・使用する際に、瞬間的にお湯を作る【瞬間式】
(瞬間的に使う電気は、1200~1300Wも消費するが、トータルで電気代が安い)

今回は、上級グレードでは一般的な【瞬間式】を採用したため、同時に他の電気製品を使用すると、ブレーカーが落ちてしまうため、ウォシュレットのみの【専用回路】を引き込みました。
このことは、取扱い説明書には分かりやすく書いてない為、これを見落とす業者さんも多いそうです。