外壁・屋根塗装する際に、滅多に登ることのない屋根をチェック、手直しすることは当然ですが、
棟板金の釘は、夏場の昼間に板金が伸びる時に同時に、釘もジワジワと抜けてきます。
夜間の冷えたころに、棟板金も収縮して、もとに戻りますが、残念ながら、出た釘は戻らない。
こうした箇所を塗装前に、釘頭を打ちます。
【嫌な感じですが、出る釘は打つ的に】
棟板金はだけでなく、ケラバ板金、雨押え板金も。
今後、飛び込み業者さんに、【お宅の屋根、
板金が剥がれていますよ】と、言われないように、コーキングで出る釘を抑えます。
塗装工程前に。
【めくれていますよ】と言われやすい、棟板金のつなぎ部をコーキング。(当然、塗料が剥離しないように、変成シリコン)
ひび割れ部も、コーキング。
塗ってしまうと、よく見ないと何処を直したのか解りませんが。
今後のお客様のことを考えて、できることは、事前に作業しています。
※この屋根は、タスペーサー工法という、コロニアル屋根材どうしに塗膜が覆ってしまい、毛細管現象で水を内部に引き込んだ結果、雨漏りするのを防ぐ工法ですが、事前調査で、隙間があいていたので、それは計画しませんでした。意味が無いし、金額が上がるし、どうせ、防風時に飛んでいってしまうから。ここの屋根では。