比較的、大きな家だったため、4時近くまでかかりました。
足場の柱(たてじ)、歩み板、ブラケット、ベースジャッキ、手摺り部等、あらかじめ鉢植え等を移動させていただいた庭に、置かせていただき、
必要数を、各箇所に配置。
敷地4方向すべてに。
奥、そして両サイドをある程度まで組んでいき、
上部も、落下防止柵まで設けて、
塗る人の事を考えて、塗りやすい足場になるように考えながら。
私にも、色々と確認、高さ、配置と聞いてくれ、最後に周囲をぐるりと廻った際に、修正や安全のために、歩み板を余計に加えてもらったり。
裏側から。
明日の高圧洗浄時に、しぶきが飛散する可能性があるため、改めて、接するお宅へ、【洗濯物】の話をして廻りながら撮影。
最後に正面で、寸分たがわず、位置が合っています。
下屋(1階の屋根)も塗装しますが、ベースを上げながら、塗装できるように。
火打ち(コーナー部がグラつかないようにする部材)を、木造建築同様に入れて固定していきます。
私のように、少し【おっちょこちょい】な人間が、厚み板が無いことを気づかずに落下したら危険なので、追加の要請をしたら、もともとやる予定だったようです。
だいぶ錆びている棟板金。
まだ鉄板の厚みが残っていたので、ペーパー掛けしてサビを落とせば、大丈夫そう。
現状、ここからの雨漏りは無いようですが、板金屋さんが、トタンを折り曲げて加工していた時代のベランダ笠木+脳天打ちの手摺りなので、このあたりの雨仕舞も心配なので、明日から、業者さん方と、よく話し合って進めていきます。
足場に先行して、要所(足りない箇所)に、FD付き棟換気を付けておきました。
(結露・湿気対策です)
落下しにくいように、メッシュシートを掛けて終了です。
元の設計者が、使い勝手のよい間取り、軒の出が大きい(夏の直射日光を遮り室内を強い紫外線から保護、横降りの雨にも外壁を長持ちさせ、一番は雨漏りしにくい)、立派な設計思想ゆえに、逆に足場はでっこみひっこみあり、造る際に頭を使います。
しかし、当社の足場屋さんは、そういう難しいものほど、粋に作業してくれます。