木製(堅木)で作成した、唯一無二のフラワーボックス。
96㎏の私が乗っても、大丈夫。
花をこよなく愛する、とある方面の先生からのご要望により、フラワーボックスを検討しましたが、建物の柱を目がけて、コーチで強固に取付けたいところですが、取付け窓の右側に台形出窓が迫っていて、柱にコーチを縫い付けられない為、アルミ製、鋳物製の既製品は取り付けられない(落下する可能性があるため事実上のお断り)ため、
先生が、『じゃあ、作ってみたら』に、大工さんも応えてくれました。
木製窓枠に固定しつつ、下屋にかかる荷重を、小さな柱で受け持って。
(4隅の柱が屋根に設置する箇所は、筋の入ったゴムシートを敷き、水が抜けるようにして)
倒れないように、雨戸の戸袋収納枠にも、固定。
水が溜まらないように、スノコ状に。
校倉造のような、欠き込みを設けて、大工さん、楽しんでいます。
跳ねをつくり、組んでいます。
木材自体が腐食した際に、危険なのでステンレスビスでより強固にしていますが。
幕板も付けて、大工さん作業は完成です。
当初予定していた、塗装も取りやめました。
このあと、お客様自身で、オイルステインで塗るのか、柿渋で塗るのか、考えると話されています。
時間の経過と共に変化していく無垢材だけに、どのように成長させるのか、目が離せません。