たかが門扉の交換と云えども、お客様からすると、両開きなのか親子扉か、横格子か縦格子か、色は、高さは、デザインは・・・。
決める事が沢山あって、入れ込み可能か不可能かの判断、お客様の潜在的要望(心の声)を聞き取って、こちらである程度の線路を敷いてあげるのも、我々の役目です。
(カタログを渡して、決めておいて下さいでは、後々、後悔されることになりやすい。自分で❝決め❞という想いに自信を持ってほしいから))
これまでの門扉。
一見、特に問題なさそうに思えますが、よく見ると、
工場塗装の剥離、デザインがあまり気に入っていない、そして高さが足りない・・等々。
同時に、上がりきりの土間が、イマイチ綺麗でなかったので、それも不満だったのだろうと考え、表面仕上げも同時に直しました。
新規門扉は、基本的に柱ごと交換なので、ハツって、柱の撤去から。
急な天候の変化に備えて、天気予報、ウェザーニュースで、雨が降らないことを確認していましたが、急な雨が・・・。
当社からすぐに動ける範囲を中心に動いているので、緊急で駆け付け(業者さんが帰った後だったので)して、雨に叩かれて、土間がダメにならないように養生。
雨に打たれると、雨の滴によるへこみ。
最悪は、30年間、掃き掃除を続けても、常に砂が出続けるいう事態も見てきています。
➡雨により、コンクリート内のセメント・砂利・砂が分離して、セメント成分が流れてしまうと、ずっとダメな土間が出来上がってしまう。コンクリートは、乾燥することにより固まるのではダメで、内部の化学反応を気温、水分に気を使いながら、一定の時間を要して硬化してもらう想い入れが大切です。
急な雨が降り出した瞬間。
こちらは、もう大慌てです。
ゲリラ豪雨、線状降水帯、極度な暑さ、天候が安定しない昨今、かなり気を使って工事しています。