塗り終えたら、新品以上に綺麗な仕上がりに。
お客様、私、塗装屋さんとで、悩んだ末に決めた色、明るく高級感のあるものに。
雨の日を狙った高圧洗浄。周囲に汚れ、古い塗膜が飛散した際に、近所で屋外へ干されている洗濯物を汚すリスク、雨により、しぶきが飛び散りにくいため。
ただ、後で塗装屋さん、お客様とお話ししましたが、足場があった方が良かったな・・・と。
いくら、足場は仮設的なものであり、工事後には残らず、その分金額が上がってしまうとは言え、安全には代えられないですから。
元々の屋根材、高圧洗浄してみると、退色が目立ち、チョーキングも起きていました。
他の部分では、塗膜が剥離している箇所も。
棟板金の接合部。
コーキングが劣化していたため、撤去しコーキング打ち替えの上、塗装。
こうした隙間も多数ありました。
雨漏りに直結する訳ではありませんが、下地の木製貫板の腐蝕を早めます。
4月後半は、いつにない雨との戦い。
1日のうちでも、パラパラと雨が降ってきたり、止んだり。
(基本的に、雨が降り始めた時点で、作業は終了です。危険なだけでなく、雨が降っていては、何も作業ができません)
よって、ケレン・清掃した箇所から、随時、錆止め塗料を塗っているため、途中経過がまばらに。
何面もある屋根・ケラバ・棟と、塗れる箇所(鉄部)は、一面ずつ塗っていきました。
面ごとに、奥側から塗り進め、最後は梯子で下りる箇所を残して。
私が塗ったら、夢中になり過ぎて、自分の帰り道が無くなって、塗装が乾くまで、ずっと屋根の上に佇んでいそう(笑)。
当たり前ですが、後先を考える力が無いと、職人さんは出来ないですね。