
重ね張り済みのフローリングの表面が、バサバサに。

特に状態が悪いのは、洗濯機周囲。

洗濯機排水部のソケットと、排水管の立ち上がりがほぼ無いうえに、パッキンが劣化していて、洗濯機の水を排水するたびに、フローリングが劣化していたようです。

重ね張りされていたフローリングも、その下のフローリングもほぼ全て劣化。
フローリング材も所詮は、薄板を積層化したベニヤと同じ仕組み。水には極めて弱いんです。

お風呂場の入り口を見てみると、
ネズミさんにかじられてしまった跡がありました。
ネズミさんが出入りしているシーンを、見かけてしまったことがあるようです。

表面からも穴が開いているのが見えます。

浴室との境は、風呂の水が廻っていたようで、サッシ枠下部を止めるビスも効いておらず、指でも抜けてしまいました。

開口してみたら、
木材(土台)の一部は、原型をとどめていませんでした。

このまま放っておくと。浴室も含めてやり替えなければいけなかったでしょう。

木材でダメになってしまっていた切除して、補強。
当然、この空間は、シロアリ防除剤を噴霧。

洗濯機パンの穴の位置の変更、新規洗面化粧台のために、
床下配管を一部やり直し。

お風呂は昔ながらのタイル納めですが、
お風呂枠のほうへ水がまわってしまう可能性があったので、撥水目地で補修。その養生。

目地が入る部分は入れ込んで、このあと、スポンジで拭き上げ。
一般的な浴室のタイル目地は、水を通すので、裏地の木材が腐食しやすい現実があります。

新しく洗面化粧台を取り付けるために、壁に下地作成。
余計な仕事を増やして高額にならないように、プラスター仕上げの壁と、天井はいじらず。

洗面化粧台も無事つきました。
近頃は、高さ2mのものが標準ですが、ここは、右側上部にブレーカーがあるため、これまでと同じ高さの1.8mサイズに。

根太補強の上、下地ベニヤ12ミリ+12ミリフローリング仕上げで完成。
洗濯機パンも、邪魔になりにくい640角で、新設。