既存のシャッターは、経年劣化、雨漏りにも耐え、長い間頑張りましたが、新しく交換しました。
シャッターBOX内部のこの金物が、サビと金属疲労に寄り落下。
このシャッターの連結部に、中柱を脱着しながら使用されていましたが、この部品が落下してからは、中柱が安定せず、危ない状態でした。
これを直すためには、ボックス内部を分解して、溶接して、周囲の脱着もある為、施工できない事もありませんでしたが、案外と掛かる金額を出されても、また他が壊れる可能性が高いため、オーナー様は取替えの決断をされました。(賃貸物件を継続して長く所有するというのは、同時にメンテナンス費用も考えておかないといけないので、オーナー様の出費は案外と多いのが実状です)
お店が休みの土曜日に、シャッターボックスを取り出しやすように、軒裏の撤去。
そして翌日曜日。
既に寸法をシッカリと計測し、工場である程度作成してきてくれています。3トン車いっぱいの量です。
シャッター屋さんが入り、一気に交換。
文化シャッターさんは、現場での細かい細工をしてくれるので、取り合い部の対応をしてくれます。
(日曜日に出勤してもらった上に、現場加工の対応力があるため、助かります。万が一時に、対応出来ないと、工場は休みなので最悪、シャッター工事が終わらず、鍵を閉められずに、夜中を迎えなければならないかも)
翌週土曜日。
以前の雨漏りの影響で腐食していた野縁(天井組み)は、交換して、ケイカル板を新規に張り進めていきます。
4年ほど前に、外部からシールしましたが、雨漏りはとりあえず、止まっていたようです。
大工さんと追いかけっこで、塗装屋さんに翌日曜日に塗装してもらう為の下地処理をしていきます。
ジョイント部は、このようにパテを入れて、
翌日硬化している状態で、平らに削る作業へ向けて。
翌日曜日。
ガラス養生にプラスして、マスカーで塗料が飛散しても大丈夫なように、養生。
交換した周囲の木材も塗装し、将来的に使用するかも知れない照明用コードも取り出しやすいようにしておいて。
(オーナー様、借りている方それぞれの将来のことを配慮して、計画しています)
非常用梯子の枠も塗り直したら、綺麗になりました。
内部のトイレを貸していただけたので、そこまでの通路を、その都度養生。
お客様、借り主、使われている方々、そして職人さんとの連携により、無事に工事を終えることができました。
ありがとうございました。