先日、木造軸組み3階建ての建物に、足場を掛け、現在塗装工事他を行っています。
濡れ縁が朽ちかけていましたが、実際にはあまり使用しないものなので、お客様にご決断いただき、撤去処分しました。
(足場を掛けてからだと、壊しづらく、塗装もしにくいため)
サイディングを壊さないように、慎重に撤去。これで塗装替えがしやすくなります。
奥の植木も鉢から根がはびこっっていて、移動が困難だったので、根の切断のうえ、大きくなり過ぎていた枝葉も剪定して、小ぶりにしました。
30年以上前の400㏄バイク。さすがにこれが外壁際にあると塗装替えが難しいです。
バイクのことは良くわからない私ですが、不動車とのことで、引き取り先をいくつかご案内しておりましたが、全てのバイク査定会社、バイク屋さんから断られてしまいました。鍵が無く、廃車しているうえに、書類が紛失されていたためのようです。
クルマならば、バラすのは簡単ですが、バイクは初体験だったので、チマチマと。下手にサンダーで切断してガソリンが爆発しても怖いので。
だいぶ、小さくなり、軽量化できました(トラックの荷台に持ち上げるため)。
持ち帰り、さらに軽量化、分別作業を行いましたが、下回りのボルト類の分解過程で、下回りがサビでかなり劣化していて、切断作業が必要でした。
表面上は問題なさそうだったのですが、後輪を支えているシャシーは、頑丈そうにみえて、数か所、穴があいていました。
これでは、仮にどなたかが譲り受けた際には、事故の原因になったでしょう。
それにしても、部品の一つ一つが大きな意味を持ち、このサイズの中に凝縮されているバイクの技術は素晴らしいと感じました。
こちらのお宅では、足場の空中越境、隣の敷地に足場ベースが掛かってしまう点など、近隣対応、挨拶回りと、あとでご近所同士で問題にならないように気を使っています。
そして、お客様がご近所と良好な関係を築かれていたので、周囲の方々に快くご協力頂いております。